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現場と職人 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp Thu, 26 Mar 2026 00:06:36 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.8 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/wp-content/uploads/2020/07/cropped-icon2-1-32x32.png 現場と職人 - 新発田屋 木材倉庫 https://shibataya-mokuzaisouko.jp 32 32 180542900 柿の木と一位を伐採 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/41947/ Thu, 26 Mar 2026 00:04:20 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=41947 ■ MUKU-DATA  柿の木と一位 伐採  3/25 ご縁があって柿の木を伐って欲しいと連絡いただいたのが約1年半ほど前以前もこのことをここに書いたかもしれないが隣町のこの地域と弊社のある小須戸地区は昔から行き来があ…

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■ MUKU-DATA  柿の木と一位 伐採  3/25


ご縁があって柿の木を伐って欲しいと連絡いただいたのが約1年半ほど前
以前もこのことをここに書いたかもしれないが
隣町のこの地域と弊社のある小須戸地区は昔から行き来があったようで
伐採の件ではじめてお邪魔した際に色々と昔の話を教えていただいた。
弊社創業者の山セの清一曾爺さんの事も聞いた事があると言っていた。
この地域周辺の山から立ち木を買っていたようだし
ここから北へ3kmほどの辺りにも植林された杉山がある(今は荒廃しているのだが)
そういった事もあって、何だかとてもご縁を感じて
これはうちで伐採しなきゃいけないなぁと思っていた。

弊社は伐採業者ではないので専門部隊は持っていないので
お付き合いのある造園屋さんと伐採経験がある弊社の石川で伐採させていただいた。

柿は推定樹齢200年以上、一位は100年ほど
いづれも自分たちから見れば2倍3倍も生きている木

柿も一位も樹勢が弱くなり、家主さんたちは倒れると危険だからと伐る事を決めたらしい。
きちんと神主さんを呼んでお祓いも済ませているらしい。
私も庭屋さんも伐採前は塩で清め手をあわせてからの作業となった。
誰に教わるでもなく、樹齢のある木を前にすると自ずとそんな気持ちになってくる。

柿の木は枝枯れから中に雨水や菌が入り芯腐れを起こしていた。
土のような黒い塊は、黒柿の成分の残骸だ・・
もしも中が腐っていなければそれなりの杢が出ていた?のかもしれない。

一位は半分一方側の枝が枯れていた。
葉の付き方から一位ではなくキャラボクかもと造園屋さんが言っていたが
イチイ科イチイ属でイチイの変種のようなのでまぁ一位なのかもしれない。
枝を掃うと結構な量になるんですね、
私ができるのは下に落ちた枝を集めトラックで運ぶ作業
慣れない作業で作業後どっと疲れが出てきたのだが
樹齢のいった木を相手にさせていただいていたせいかもしれない。

柿の木は残念ながら中は空洞だったが、空洞だからこそ使えるものもあるかと思う。
なんせ樹齢200年、都度枝を刈られながら生き続けてきた幹の凸凹した様子はオーラを放っている。
樹齢50年、60年では出せない風格や歴史と時間
これを活かしてやらなきゃね。

一位の方も幹は勿論のこと、グネグネした枝も何かに活用できそうだ。
そっか先週末に福島から来られたお客さんの天板用の脚の1本に変化のある木の枝とか良いんじゃないでしょうか?
と提案したが、まさにそこにはぴったりかもしれない。

一位の木自体、目細でしっかりしているし、色もいいし
針葉樹では好きな木の一つだし、気品もあるし・・
素材としてなかなか面白いそうなものなりそうだなぁとワクワクしてる。
普通だったら廃棄処分されるのかもしれない枝だけど
ちょっと待て、使えそうだなぁと思う。
皮剥ぎ作業や素材として出せる状態にした時の販売価格など考えると
商売的には???だけど、猫屋新発田屋木材倉庫としては、これもありな素材かと思う。
好きだからこそできること。
木に関しては好きがあり過ぎて時間が足りないんだけど、少しづつコツコツと
皆さんに使っていただける素材へとなるように作ろうと思っています。


夜は花瓶に伐ったイチイの枝を指して一杯やりながら眺めていた。
素材として必ず生かすからね、と。

















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一枚板カウンター リペア https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/40611/ Mon, 06 Oct 2025 02:24:33 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=40611 ■ MUKU-DATA ツガ一枚板カウンター 4.3m  東京都 G様 ひと月前に納品させていただいたツガのカウンター材だったがオーナーさん側より、白太部分に入った青は何とかならないだろうか?と連絡をいただく。 長さ4.…

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奥側の方もギリ付け台の袖壁に隠れない箇所があり、丁度入隅部分に黒が残り
余計に汚れている感じに見えてしまっていた。。。

オープンは1週間後、こりゃぁ何とかしなきゃ💦💦
先週の火曜日の夕方に電話をいただいてから、急ピッチでどうリペアするか
加工屋さん塗装屋さんに相談に乗ってもらった💦

先ず、同じの板の切れ端が残っていたのでその粗木を削り
青の状態が分かるようにして塗装屋さんに現物を見てもらうことにした。

一応、脱色してみようかって事になり、脱色剤を塗るも何故か直ぐに反応しない。。。何故?💦💦
ツガ材は反応し辛いのか? 古い材は反応が遅いのか?

過去に一度、自分自身も脱色剤を使った事があるのだが
それはボセの白太部分の青が妙に気になったのでそれを落す為に塗ったのだが
ボセの赤身部分の色まで落ちてしまって収集がつかなくなって
全面に塗って白ボセになってしまった事がある😓

他に加工屋さんの話では赤身のみのブビンガ材を天然風に見せたくて
両サイド白太風に脱色して耳も天然風に作った事があるらしいが
どう見ても不自然な感じだったらしい(そんな要望があるんですねぇ😓

栂はどうした訳か直ぐに抜けないので脱色剤を塗ったままラップして一晩寝かせる事にした。


本来のツガの色部分も白くなり、青も気持ち少し薄くなったように見えるけど
本来の色が抜けた事で余計に青が目立っているようにも見える。。
うぅぅぅ 更に悩む・・
どうしましょうと塗装屋さんや加工屋さんとあれこれと相談
皆さんの経験値を聞き参考にしながらどうするのが一番いいのか相談する。



どうしようか悩んでいる間に塗装屋さんがいろいろな色の調合をはじめて
エアーブラシで木目に沿って染色をし始めてくれた。
何種類もの色を作り、年輪(冬目)部分を避けて木が成長した夏目部分を中心に染色する。
色を使い分けながら何度も何度も染色していくと
青がぼやけて分かり辛くなってきた。
オーナーさん側と話していると染色よりは脱色の方を希望されているように感じたのだが
(それはきっと自然素材、より自然のままを好まれているお店だからだと思う)

仮に現場で脱色して、直ぐに色は抜けないので一晩寝かせ、翌日更に抜けていない箇所を再度脱色
脱色後は水洗いして乾燥するのを待ってから、エアーブラシで補修
開店間近なお店で3日も時間をいただく事もできないだろうし・・
仮に脱色に失敗したら、現状よりもかえって見た目も悪くなるリスク大 💦💦

細かい事はお話せずに、こちらに任せていただけませんか?と一言だけ、
承認をいただく。


日時を調整して、先週土曜日の朝8:00~の作業
真夜中に塗装屋さんと加工屋さんでワゴン車2台に道具を積んで都内の現場に7:30着
ここは都会のド真ん中で先ずは道具を降ろして周辺駐車場探しから
ラッキーにも直ぐ脇のパーキング2台分が空いていた。
車を停めて、現場へ入り
お店は完成して引き渡しも終えて開店間近で備品も揃った店内の養生作業から
火災報知に粉が舞って反応して全ビルを数時間止めてしまったという話を聞いた事がある💦
怖い、怖すぎる。リペアにきて、そんな事にでもなろうもんなら・・・考えただけで気が滅入る。。
火報にもちっきり養生して・・

現状塗られているガラス塗料剥がしから始まる。
集塵機も1台、大工さんから借りてきて、塗装屋さんと加工屋さんでサンダー掛け
ガラス塗料はサンダーが直ぐに目詰まりするようで何枚も直ぐにサンダーを取り替える。
染色できる状態になるまでガラス塗装を落して、
今度は塗装屋さんは色を調合して何種類かの塗料を作る。





この時点で多分9時頃、
ここからが塗装屋さんの腕と経験値、勘と技術の見せ所
エアーブラシのよる気の遠くなるような細かな作業が始まった。
何度も調合して、色を染めるもなかなか黒が薄くならない💦💦
黒を消す為に別な色を吹き付ける。
夏目部分を目がけて吹いていたのんだと思う。青が入っているのは夏目部分

このツガは仮に目細過ぎたらこの方法では木目が消えてしまったのかもしれない。。
10時、11時、12時、 少し休む?と聞くも、否、大丈夫と黙々と休憩なしで作業を続ける塗装屋さん
本当に申し訳なくありがく・・
13時、コンビニで買ってきた水を飲んでくれるも休むことなく作業は続く
色々な色を使いながら染色して徐々にいつの間にか青が分かり辛くなってきた。

しかし凄い集中力だし
何とか木目を残しつつ自然な形で仕上げてやろうとする
プロ根性が垣間見られて頭が下がる思いだった。。


普段からクールで口数の少ない塗装屋さんだが
こういったプロ根性を垣間見ると、自分自身が軽い人間に思えてきて情けない。。
仕事に対する姿勢にはほんと脱帽です。



これ以上染色すると、塗った感が出てしまうので、
これ位かなぁ・・と 時間は15:00
現場に入ってから8時間近く、集中を切らさずに作業を続けていただいた。
私自身は少し車で休んだり仕事の電話をしたり
約1時間毎にカウンターを見に行くと少しづつ少しづつ青が薄くなっていくのが分かった。

この状態で約1時間程度、乾かして仕上げのガラス塗料を塗り完成となるので
オーナーさん側に現場確認に来れますか?とメールを入れる。

17;00頃行きます!との返事だったが
確認後に更に補修してからのガラス塗装だと時間が遅くなるので
これ以上、上塗りしてもかえっておかしくなりそうだったので
染色が乾いた16:00頃にガラス塗装を塗ってもらった。
(ガラスを塗るともうその上から染色ができないので、もしももう少しこの部分の補修してとなったら
また養生してサンダーで落してからのリスクはあったのだが
誰が見ても自然な感じでほぼ青も取れているし、これ以上はないだろうと判断した)

オープン前に準備で厨房で作業されていたスタッフの方々も
どうやって色を落したんですか!?と
カウンターを見て聞いてくれた。

念力で落しました・・と  
ある意味、念力も嘘ではない塗装屋さんの執念の細かい根気のいる作業は
念力といってもいいだろう。。

「どうやって色を落したんですか!?」は
色を抜いて落した訳ではないので、やったぁー!と、最高の誉め言葉と思った。




ガラス塗装を塗り終え、片付けをしながらオーナーさん側を待つ・・

え、 あ、 オーナーさんがお店に来た!
約2年ぶりにお会いしたが、やはりオーラを纏っていた。

おぉう、どうした?元気か?

あぁぁ💦はぁい~~っ💦💦・・と
今日は新潟からカウンターの補修に来ていまして17:00にIさんが確認に来てくれるそうで
今待っていましたと。。

オーナーさん自身もカウンターの青にはもう意識はいかずに
スタッフの方と器の事や料理の事など真剣に話し合っていた。
その後カウンターの事でIさんも来られたが
カウンターが目に入ったのかどうか、
オーナーさんやスタッフさんと料理の細かい話をはじめていた。。。

あの~  💦💦って感じで
補修にきた自分たちが、何だか置いてきぼりになったようだった・・😓

しばらく待っても調理の話が終らないので、
オープン前の大事な話の腰を折るようで申し訳ないけど、
一応、確認と今回補修してくれた職人たちを紹介させていただき
OKをいただい帰路についた。

オーナーさんもIさんも、もう気にならず意識は別なところへ向いていたというのが
最高なこの件に関しての仕上がりだったのかと思う。
そしてスタッフの方の、どうやって色を落したんですか?の言葉

忙しい中、時間を無理に作っていただいた塗装屋さんと加工屋さんには
頭が上がらないし、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回、このような事になってしまった反省点は何点かあるのですが
先ずは弊社で管理していない材木を使った事
その選定の際に青が入っている事を見抜けなかった自分
加工途中、青が出た際に、納期がなかったのでそのまま進めてしまったこと
4.3m材の同じような栂材が他にある可能性が少なかったこともその要因の一つなのだが。。

施工業者には迷惑をかけてしまうが、納期を数日伸ばしても
別な材を提案するなどオーナーサイドへ打診すればよかったのかもしれない。。

所どころの判断を誤った結果が、現場補修というもっと大変な作業をする結果となってしまった。

リペアの出時上がりが良かった事で、全てが解決でき
晴れ晴れとした気持ちになれて土曜日の夜は肩の荷が下りてゆっくり眠れた。
親身に相談に乗ってくれて作業してくれた皆さんに感謝しかない。






銀座という都会のド真ん中での補修、
一つ仕事以外の落ちがあって
駐車場料金のこと


「最大料金はございません」って大きめに書かれてあるのですが
そうか、
何故か、これを「最大に料金がかかる事はありません」と解釈してしまって
途中で、加工屋さんが気づいてくれて
ん?ってなって
最大料金はございませんっていうのは、延々に12分440円=1時間 2200円かかる事なんですよね。

1台は2時間、もう1台は3時間後に出して、4400円+6600円も取られてしまった💦💦

その後、1時間限定の道路脇の都の駐車場に停めて、こっちは1時間 300円、
1時間経過する毎に、何度も何度も2台の車を移動して、また停めてを繰り返し
駐車場係りみたいな事をやっていたのだけど
周辺で停めている車の様子を見ていると皆さん300円を払わずに出て行っているんだよね・・

こっちなんて100円玉作るのに何度も自販機で水やお茶買って
真面目に都度、車を動かして300円入れてって繰り返していたのに
皆さんベンツやフェラーリなんか留めてたけど、払ってなくて・・
あれってお金要らないの?ねぇねぇ、教えて東京都さん!
300円の領収書が10枚以上もあったんだけど

最大料金はございませんってあれ、普通はそういった言い方しないよね・・・
最大料金はございませんので安心してくださいって言われているみたいな・・

田舎者のやられた感・・・  
もうちょっとさぁ、みんなに優しく親切にいこうよ。。



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解体現場 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/36547/ Sat, 03 Aug 2024 06:38:24 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=36547 ■ MUKU-DATA   分別解体現場 8/2 木摺り下地 先の震災で大規模半壊と認定され、親戚の家の解体の手伝いをしている。かつての重機でバリバリと取り崩していったミンチ解体は現在は禁止されていて細かく分別する作業を…

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 MUKU-DATA   分別解体現場 8/2 木摺り下地

先の震災で大規模半壊と認定され、親戚の家の解体の手伝いをしている。
かつての重機でバリバリと取り崩していったミンチ解体は現在は禁止されていて
細かく分別する作業を行っている。

1日2~3名が現場へ入り約1週間が経過した。
無から作る建築現場とは真逆で表面から剥がして分別する作業は
普段は目にしないので変な感覚になってくる。

塗り壁を剥がし、木摺り下地があらわれてきた。




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36547
漆喰壁と材木  https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/36195/ Fri, 21 Jun 2024 00:06:39 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=36195 ■ MUKU-DATA 漆喰壁補修  本間左官さん 先の能登半島地震で真壁造りの塗り壁部分の多くが剥離する家が目立った。左官屋さんは商売をはじめて以来の大忙しと言っていた。子供の頃の思い出の詰まった母の実家も、同じように…

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 MUKU-DATA 漆喰壁補修  本間左官さん

先の能登半島地震で真壁造りの塗り壁部分の多くが剥離する家が目立った。
左官屋さんは商売をはじめて以来の大忙しと言っていた。
子供の頃の思い出の詰まった母の実家も、同じように真壁の隅部分が剥離している部分が多かった。
築、何十年っていってたかなぁ・・
昭和の初めの頃と言っていたような気がする。
当時はあったであろう雁木に面して格子戸のお店、入り口を入ると土間が続き
建物の奥には土蔵と工場がある。
奥からばぁちゃんが出てきて「よーきたな、よーきたな、」と冷たいジュースやカルピスを出してくれた。

補修は取りあえず既存壁が落ちない程度で止めた。
全てキレイに直したらキリがない。。

しかし、真壁漆喰の家って、
何だろう・・・ この空気感。。 優しい光・・
障子、白壁、黒ずんだ木材・・ 全て調和が取れている。
人が生活してきた時間がそう感じさせるのか・・?

今回の地震で真壁の塗り壁の隅部分はことごとく剥離しているお宅が多かったから
今後はもし塗り壁を行うのであれば大壁に漆喰か・・?
木があってこそ漆喰壁も映えてくるように思うから、に付柱?
何だかとってつけたようだなぁ・・
いい方法はないだろうか・・?

本間さんの本業は左官だけど、全国的には鴨網猟でちょっとした有名人
最近は暖冬で鴨が少ないと言っていた。。








母の実家は鍛冶屋で鎌を作っていた。
欄間にこうして鎌の刃を並べて彫るのは大工さんのアイディアだったのか?
建具屋さんの遊び心か・・?
こんな余裕や遊び心が欲しい。。




なにげなく資料として写真を撮ったのだが
陰影と優しい光が室内に降り注ぐ。
こんな場所に静かにぼーっとしていたいなぁ・・

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一枚板を実際に置いてみる https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/35862/ Thu, 16 May 2024 23:32:20 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=35862 ■ MUKU-DATA  栃2.6m 一枚板テーブル  新潟市 O様 お店に置く一枚板テーブルを木材倉庫へ見に来ていただき倉庫の中での3枚が候補にあがった。ダオ(ニューギニアウォルナット)、欅、そして栃お客様はお店の雰囲…

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MUKU-DATA  栃2.6m 一枚板テーブル  新潟市 O様

お店に置く一枚板テーブルを木材倉庫へ見に来ていただき
倉庫の中での3枚が候補にあがった。
ダオ(ニューギニアウォルナット)、欅、そして栃
お客様はお店の雰囲気と一枚板天板を置いた際の感じを
かなり詳細にイメージできているように思えたが
一枚板は実際に置いてみないと分からない事も多い。
すんなりと空間に溶け込み馴染むこともあれば、
更に室内の空気感を一変させてしまう事もある。
ちょっとした違和感があったりすると心地良かったりする。
第一候補は栃、
倉庫の中からこの栃がいいのでは!と直感で選ばれたようにお見受けしている。
そしてダオ、更にケヤキと迷われていた。
室内と全体の雰囲気を想像されていたのかと思う。

今回、ここのお店は弊社建築部で工事も請け負っていたので
現場担当の長野と実際にこの3枚を持って行き現場に設置してみて
最終判断をしていただく事になった。

現場で比較対象するものがなければダオはダオでよかっただろうし
欅はケヤキでいいねとなっていたかと思うが
圧倒的にこの栃が良く見える結果となった。(皆さん同意見)
他の2枚よりも大きさがあった事もそうだが
自然な曲線や全体の雰囲気がこれからお店をスタートさせて
思い描いている空間にどこかマッチしていたのかと思う。

この栃、表面の傷みがある板で、スポルテッドはあるし、クマンバチの穴も多いし
見ての通り割れも生じている。
業界側から見れば、かなりハードル高めの栃に思えるが(通好み)
こういった板の方を選んでいただけるというのは
木を愛する者としては何だか嬉しくなってくる。







番外編
どうせ持って行くならと村上鮭猟で使われていた舟板も
何気に一緒に持って行ったけど響いていただけなかった模様・・・
杉柾板はカウンターとして検討いただく為にこちらも現場で実際にみていただいた。

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リシン吹き付け外壁の補修 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/30579/ Thu, 09 Mar 2023 23:11:33 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=30579 ■ MUKU-DATA  リシン吹き付け外壁の補修 ここの擦れた傷、どうしましょうかねぇ・・?どちらでもいいです。お任せしますと言われ、、・・自宅だったら10円玉ほどの傷は気にならないのだけどお任せしますと言われたら補修…

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 MUKU-DATA  リシン吹き付け外壁の補修

ここの擦れた傷、どうしましょうかねぇ・・?
どちらでもいいです。お任せしますと言われ、、・・
自宅だったら10円玉ほどの傷は気にならないのだけど
お任せしますと言われたら補修する選択となる。
(お客さんは本当にお任せしますで気にはしていなかったのですが)

先月末、寒い中、塗装屋さんに来てもらい補修してもらった。
どうすんのか眺めていたけど、、
へぇ・・簡単に考えていたけど結構色合わせなど大変なんだなぁ・・と
もう殆どわからないからそこでいいのでは?と思って見ていたが
また調合を始め塗り重ねていく。
乾いた色、乾いてから少し汚れていく色、と考えているようです。

10円玉一つの補修で、職人さんの性格は見えてくるものですよね。
仕事に関してはそうでありたいし、
そんな業者さんたちとこれからも一緒にやっていきたいと思う。




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一枚板が更に良く見えるように取付前に今度は現場で再検討 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/29480/ Sun, 13 Nov 2022 23:04:05 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=29480 ■ MUKU-DATA  黄檗(キハダ)キッチンカウンター用  仕上げた一枚板のキハダと欅を先日現場までお届けしてきた。加工前の粗木ではなくサンダーで仕上げてあるので仕上げ後の一枚板の配送は傷めないように気を使う。雨の日…

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 MUKU-DATA  黄檗(キハダ)キッチンカウンター用 

仕上げた一枚板のキハダと欅を先日現場までお届けしてきた。
加工前の粗木ではなくサンダーで仕上げてあるので仕上げ後の一枚板の配送は
傷めないように気を使う。
雨の日は少しでも水滴が当たると染みになり材種によっては取れ難いので
尚注意が必要となる。
キレイに仕上がった状態のまま現場へお届けして一つの仕事が漸く完了となる。

あいにくの雨だったが晴れ間の瞬間、室内へ搬入し
あぁ・・無事で良かった良かったとホッとする。

ここから更に大工さんと現場監督さんのどう見せるかの木取りの検討が始まる。
欅の4mカウンターは向ける方向は加工前に決まっていたので
少し伸びた長さのどの部分をカットして取り付けるか?
少しでも良く見えるように左右のカットする部分を検討している。
そして黄檗(キハダ)は対面キッチンの部分に取りつくキッチンカウンター(笠木)
一部袖壁が立っているのでその部分を切り取る必要がある。
元を右へ向けるか左にするかで切り取る部分も変わってくるし見え方も違ってくる。
大工さんと現場監督さんはあーでもないこーでもないとキハダの板を前にして
あれこれと相談していた。
量産される集成材であれば、こういった事にいちいち時間をかける必要もないだろうに。。。
一枚板の場合は常に、こういった見立てる作業が必要となってくる。
もちろん、どちら側から使っても特に問題はなく
それなりに天然素材らしさは出てくるかとは思うが、
もっと良く見えるように。。である。
この作業は完成後に見え方に大きく差が出てくるかと思う。
帰り支度をしていると、監督さんからどっちが良いと思う?と聞かれた。
自分だったら・・と施工性も考慮して(見え方を一番に考えてはいるが)
ここをこう向け、木取りしては?と意見を言う。
そして+α、この木の最大の良さとキャラはこの根本付近の曲りと縮み杢部分だから
ここを見せてあげたいですよね・・と 少々生意気かもしれないが言わせていただいた。
(言うと大概そうなってしまう事が多いので、自分のできる範囲内の事しかおこらず
それ以上の意外性など出てこないので、最近はなるべくその木の特注のみを言わせていただき、どう使うのがいいかは先方のアイディアを尊重するように心がけている。そっちの方が面白い事が起こる事が多いし、もっと可能性は広がるであろうから)
傷めずに現場へ運んで、一応一連の仕事は完了するが、
毎日木を扱う立場からのその木の特徴などお話させていただく事も
取り付ける際の判断材料に一つになるかもしれませんね。
その点、意見を求められたら、
そこまお話させていただくことが
材木屋として求められる仕事なのかもしれません。






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製材機の前に立つと・・クラロ瘤製材 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/29029/ Mon, 03 Oct 2022 23:16:35 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=29029 ■ MUKU-DATA  クラロウォルナット瘤 製材 10/3 AM クラロの瘤、とは言っても極上の瘤の部分は突板屋さんが先に製材してその残りの部分の塊を製材した。良い部分が抜かれている残り物なので当然仕入れ単価は安いが…

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 MUKU-DATA  クラロウォルナット瘤 製材 10/3 AM

クラロの瘤、とは言っても極上の瘤の部分は突板屋さんが先に製材して
その残りの部分の塊を製材した。
良い部分が抜かれている残り物なので当然仕入れ単価は安いが、
それでもこの塊2つを何とかいい形に製材したくて
数日前から何度も眺め、どう製材しようかとシミュレーションしていた。
実際に少し鋸を入れて挽き肌をみないと
どちら側からどう挽こうか判断できないのだが、
挽いてこっちが駄目なら、この形へ
その形で挽くのが上手くなければ、部材取り用に・・
何パターンかの製材方法を想定して、実際に製材に取りかかる。

製材機のスイッチをONにして徐々に高速回転する帯鋸の音
ローからハイへ加速しMAXに達する。
帯鋸に腕が触れれば当然、切り取られて死んでしまう可能性も高い。
丸太を動かし帯鋸に当たると、いよいよ製材の始まりとなる。

大鋸屑をまき散らしながら大きな製材の音と共に挽き肌が現れてくる。
この時、製材師は勿論、近くで手伝いをする人、見ている人など
通常の精神状態とは違い、気持ちは昂っている。
あの音と鋸、凄いパワーで製材される丸太・・・そして危険⚠
その瞬間、人は危険を感じながら最新の注意を鋸と挽き肌に集中している。

もう始まってしまった製材に、待ったなしにどう製材するのか決断を迫られる。
ゆっくりと考えている間もなく瞬時にこっち、あっちからと決断し製材していく。
それが間違っていることもあるし、思わぬものが挽ける事もある。
製材前までのシミュレーションは何だったのか?というくらいに
一瞬で事は過ぎ去っていく。
日常の中で、あの危険と背中合わせで気持ちが昂る感覚は
仕事では製材時、遊びではオートバイ、似ている感覚。
あの瞬間の研ぎ澄まされた感覚、判断は日々の積み重ねの上で出来ていく。
気を抜けばと大怪我、、慣れて舐めて取りかかると死亡という結果が待っている。



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外壁の補修 職人さんたち https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/27620/ Mon, 13 Jun 2022 23:51:42 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=27620 ■ MUKU-DATA  外壁の補修工事   こちらのお宅は築40年ほどの木造住宅で外壁の殆どは木の下見板が張ってあり玄関廻りの一部だけ木摺り下地のモルタル仕上げとなっています。数十年前に入ったクラックを心配して施主さん…

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 MUKU-DATA  外壁の補修工事  


こちらのお宅は築40年ほどの木造住宅で外壁の殆どは木の下見板が張ってあり
玄関廻りの一部だけ木摺り下地のモルタル仕上げとなっています。
数十年前に入ったクラックを心配して
施主さん自らコーキングでシールしていたのですが、
躯体内部の浸水等の心配もあり直して欲しいとの事で
左官屋さん、塗装屋さんへ工事をお願いしました。

木の外壁部分の補修は約10年ほど前に行っており、
桧の縦張りで本実が貼ってあるのですが、目地部分の隙間が気になり
ガリバリュウム鋼板、タイル調窯業系サイディング等を検討されていたのですが
今の佇まいを損ねたくないとの事で、目地部分の隙間に縦押し縁を打ち付けて
和の外観をそのまま残して補修してあります。


今回は木部以外の工事で、小規模な補修工事ですが
各々のプロの職人さんたちにの仕事を見させていただきながら
なるほどねぇ・・と思う事がたくさんありました。
皆さんお忙しいであろう中で時間を割いていただき
どうしたら違和感なく良くなるかと補修している姿には心打たれます。

とかくありがちな、色が変わるからとか、補修痕が出てしまうからと
木以外のモルタル部分は全てやり替え・・のパターン・・
そうではなく、必要な箇所に必要な最小限の処置をする。
以前にもここで何度か書いていたかと思いますが、
木下見の家で、劣化した木の部分を数枚だけ張り替えてあり
その数枚だけが真新しい状態なので直ぐに補修したと分かる家を時々目にしますが
そんな一部分のみ補修された木の外壁を見て感じるのは
あぁ・・ここにお住いの方は無駄な事はせずに物を大切にされているんだなぁ・・と
お会いした事もないのにそこに暮らす方のお人柄まで見えてくるような気持ちになります。

まだ痛んでいなくて残せる部分は残して補修して使う。
家以外でも似たような場面、同じような事が言えるのではないかなぁと
思ったりします。
今、流行りのSDなんちゃらって
まずは身近なそういったことからなのではなかろうか・・・と。

こうした部分補修が可能というのも、
プロの職人さんの技術と更に良くしたいという気持ちがあってこそ
成り立っている事とも言えるでしょう。



コーキングされてあった部分を剥がして
モルタル補修を行う。



数日期間をおき、昨日塗装屋さんが吹き付け塗装
施主さんはモルタルの補修痕が出ても問題ないと言っていただいていたが
塗装屋さんは吹き付けてなるべく補修痕が出ない仕上げ方法を選択
方法に関しては施主さんも塗装屋さんにお任せとなった。


下地シーラー処理を行い、、、



吹き付け開始
吹き付け方も、一定ではなく仕上がった際になるべく違和感なく見えるように
まだらに必要箇所を見ながら調整して吹き付けていた。



吹き付け直後は既存と同じ色で凄いなぁと感心していたが
乾くと色が少し濃くなるそうで
30分ほどして少し乾いてきたら
再度、既存の色と新たに吹き付けた色を見ながら
白の塗料を入れながら色を薄く調合し
再度2度目の吹き付けで仕上げるという作業でした。




夕方、乾いた状態を確認しにいきましたが
何も知らずに意識していなければ殆どの人はこの補修に気づかないんだろうなぁ・・
という感じになっていました。


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現場での手仕事の跡 納まり https://shibataya-mokuzaisouko.jp/craftsmen/21319/ Fri, 03 Sep 2021 00:10:35 +0000 https://shibataya-mokuzaisouko.jp/?p=21319 ■ MUKU-DATA  建具屋さん 建付けの調整 一部、新しい建具が入るが、その殆どは既存建具の調整作業古い建物の改修工事現場では、どうしても長い年月の間にその建物の多少の傾きなどあるので現場合わせ、現場で微調整を行い…

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 MUKU-DATA  建具屋さん 建付けの調整

一部、新しい建具が入るが、その殆どは既存建具の調整作業
古い建物の改修工事現場では、どうしても長い年月の間にその建物の多少の傾きなどあるので
現場合わせ、現場で微調整を行いながら、納めていくことになる。

一方を優先させると他方との差が大きくなり、その逆も言える。
それぞれの職人は全体を見ながら落としどころを考慮し着地点を探し納めていく。

この納めていくという作業が職人のセンスと腕の見せ所と言ってもいいだろう。
納め方の答えはないのでそれは人それぞれ、
そうやって職人さんたちとやりとりしていると、
なるほどねぇ~ って考えつかない納まりも出てきたりする。

難解なパズルで1辺を探し当てハマった時の快感にも少し似ているか・・

職人は納まりに関して、現場で手を動かしている時だけでなく、
現場へ向かう運転中、浴槽の中、布団へ入り眠る前、
手は動いていなくても、直ぐ現場で取りかかれるように頭で納まりの段取りをしている。
納め方を見ると、
現場への情熱の度合い、その職人のセンスが見えてくる。


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