MUKU-DATA  窓枠材:ホワイトアッシュと木取り明細
アッシュや杉の造作材の木取り製材は日常業務
挽き寸法と仕上げ寸法が書かれた明細を確認しながら
一枚一枚、製材してNO.を付けていきます。
納めた先の大工さんが、明細書と記されたNOを見て迷うことなくスムーズに
次の作業が進められる為にです。
材木と建築は大きく関わっています。
今でこそほぼ既製品だけの材木で建築も可能ですが、
少し前(とは言っても10年、15年と過ぎてしまいましたが・・)までは
大工と材木屋は切っても切れない繋がりの中で仕事を進めていました。
材木屋は大工の女房役なんて言われていたこともあります。
次の作業がスムーズに進められるように材を作ること
その為にはある程度は建築の事を知っていないと材も作ることはできません。
ある程度・・
若い頃、お客さんである大工さんに言われた言葉を思い出します。
「自分ら大工に材料を買って貰うんだから、
大工以上に建物や材料の事を知ってなきゃ売れる訳ないだろ?」と。
今は亡き大工さんの言葉です。
ホワイトアッシュ
残された細かな材(アッシュ、オーク、ウォルナット、チェリーなど)
杉: 白勝ちの赤身の少ない部分での木取り

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