MUKU-DATA  製材機  中部機械製造 H8年式

よくやく製材機のセットが完了して、試運転を昨日行った。
分出し(帯鋸と材の寸法)の微調整が少し必要なので8月から本格的に製材を再開できそうです。
(再開と言ってもバンバンと挽くものがある訳ではないのですが・・)
この2か月、今まで当たり前にあると思っていた帯鋸機が使えなくなることの不便さ、
また建築資材に関しては多くの同業他社が既製品で対応しているように
特に一般材に関しては製材機はなくてもそうそう困らないという事もわかった。
中部機械製造は今はなきメーカー(太田という会社が引き継いでいるらしい)
以前使用していた製材機は中国機械製作所(現:CKS)
CKSの会社沿革を見ると昭和35年に広島市・新潟市に出張所を開設とある。
その頃にご縁があったんだろうか・・・
少し調べていると中部機械さんの3代目元社長のインタビュー記事が目に止まる。(2017)
「一日でも早く木から離れろ」という材木屋を目の前にした講師の話、
「製材機械は遣り甲斐はあるし続けたいと思ったが、
今考えると、斜陽産業を何とかしようと思っちゃいかんね」など
ズシリと重く響く言葉。。
(何とかしようなどと大それたことは考えていないが)
「製材」
今後何を挽き、どう挽き、どんな材を作り出していくか?
一般住宅資材分野での零細製材工場の役割は
もうとっくに終わっているんだから。。。
7/25
材と帯鋸の間隔を微調整
以前はこの間が空き過ぎていて材残し50mm程度までしか挽けなかった。
今回はギリで35mm程度まで寄せた。
(これはかなり改善された良い点、これで出来る事が多くなる)
機械が変わり、帯鋸の長さも変わるので鋸は全て新しくする必要がある。
切れ味はいいと研磨には定評があるとの事で楽しみ
手前:NEW 奥は今まで製材ありがとう
S40年代の中国機械の製材機は木材倉庫に保管することに
8月からまたボチボチ挽いていきます。

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