MUKU-DATA  第23回 東日本展示大会 初市特別  秋田県銘木センター

先週、秋田県銘木センターに連れて行ってもらいました。
岐阜や東京とは違い、倉庫の中は9割以上、杉材です。
倉庫に入ると杉の香りが漂います。
杉は比較的どこでも入手しやすいので、広葉樹が豊富な岐阜や関東、関西方面の方に意識があり
秋田はいづれ何かの機会に見れればいいかなぁ・・とは思っていましたが、
よくやく行くことが出来ました。
やはり杉の本場、
たくさんの杉を見る事ができました。
杉というと木目が真っ直ぐに通った素直な木という印象がありますし、
日本人には一番馴染みのある身近な木ではありますが、
その表情は千差万別です。
普段あまり見ないような表情のものを
ピックアップできたかと思います。
いづれ少しづつご紹介させていただこうと思います。
よりによって極寒のマイナス気温
富山県産の渋のある杉です。
昨年は吉野産丸太のこのような色の杉が並べられて、
吉野ブラックと言われていたようですが、今回は富山ブラックらしい。
渋のある黒い木がこのように並べられるのも面白いですね。
多分、乾いて削るとここまで黒くはなく、赤身の渋の多い感じになるのかと思います。
パッと見、モンキーポッドみたいな色。
青森ひばも10枚ほどありました。
極上品ですが、青森ひばの板目は必ずっていっていいほど割れますので
乾燥が問題です。(青森ヒバ板目なら割れて当たり前って感じで使わないとですね)
ここだけ杉に混ざって青森ヒバの香りがします。
杉三昧秋田、充実の二日間でした。
お世話になりました皆様、
どうもありがとうございました!

コメントを残す