MUKU-DATA  ウォールナット一枚板 オイル塗装仕上げ  SOLD OUT
この大きなキャラクターの詰まった一枚板との出会いは、
2013年8月だから、7年半前ということになる。
港に丸太の状態で置かれたものを見せてもらい、その秋に製材された数枚を分けてもらったもの。
大きいし、形も変形しているし、何かと扱い辛く、一般的な家にはなかなか納まるスペースもない。。
長く倉庫で保管しながら時々眺めてはいたが、
この大きな板を前に、、さて・・・・ 、、、 と思っていた。
途中何度か扱いやすいサイズに狭めようかとも考えたが、
これはこの形と大きさで「THEウォルナット」として完成されているように感じていたので
やっぱりこのままの状態で暫く保管しておいた。
ついに、行くべき時が来た。
巾など落とさずこのまま残しておいて良かった、
今この一枚はそこで使われるのが良いだろうという感じで
某会社用の接客スペースへ嫁ぐこととなった。
じっと待つこと。。。 急がず、この板とこの形が一番活かされる場所へいく機会が来るまで。。。
待ってて良かったと思うし、
そこへいくのはこのウォールナットにとって最善であろうとも思う。
出会いから7年が過ぎ、
思い出深い一枚となる。
2013年8月に港で見た際のウォルナット丸太(左からウォルナット、レッドオーク、ウォルナット)
一番右側の丸太がこの大きなウォルナット
加工前の状態(弊社にきて3~4年後に一旦、表面はある程度仕上げておいた)
加工方法の打合せ(板の状態の確認と加工方法を検討)
大きな一枚を仕上げる際、
その板を前にして、とても気が張ってくる。
よぉーーーーーーし、加工させてもらうよって
何か大きなものに立ち向かうような感じで。。。
出会いから長い年月を経て、
この一枚に関しては思い出も沢山あるし、思い入れも深い。
そして行きべきところへ行けるというのはとても嬉しくありがたく
このウォルナットもきっと喜んでいることかと思います。

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