MUKU-DATA  無垢材乾燥中   株式会社 新発田屋  新潟市秋葉区小須戸  

テーブルを1台製作するのに乾いた板を選び出した。
無垢材は100kg、200kg、と重いので材を選び出すのにまずは一苦労。

曲がったり、樹皮部分の耳がついていたり、割れたり、反ったり、・・・・・やはりそれは無垢材ならでは。
そのような材料を長方形に挽き落して直角での無垢材のテーブルは随分作らせていただきました。
今時のお住まいには直角の長方形の方が外す率が少ないかと思います。

曲がっていたり、耳の付いた状態ですと、木木しくて脚なども迷うところです。
モロ和風、超山荘みたいな、と何だか野暮ったくなりそうでなかなか難しいですよね。

断然耳を落して直角で作ったほうがデザインし易く外す可能性も少なくなりそうですよね。

そこをあえて今回選択した材はこんな形のケヤキの板。
L=3000 w=800~根元1200mm です。
人気がないんです。節もあるし、形が変で扱い難いし・・・・

まぁお客様がついている訳ではないのでどうなるか試してみましょう。
これは自然な過酷な環境にありこのような形になったケヤキです。

逆に 合板みたいな長方形で直角の材料を
じゃぁ 無垢材みたいに自然な形に切り抜いてくださいって言われたら
それは反って迷いますよね。
きっとより不自然になりますよね。
それを自然のような形につくれる人が芸術家と言われている人なのかもしれません。
自然を超えて自然な感じ。

今回はこの自然から生まれた形を活かして
どのようになるか、できるか、活かせるか、
やってみようと考えています。

みんなに反対されるかな?
とりあえず、やってみますね。

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