MUKU-DATA  無垢フローリング:レッドオーク OPC 15x120x1820mm
OPC(ワンピース=一枚物)のフローリングの施工現場
張る前に梱包された箱から全て取り出して立て掛けてあった。
木目の様子、色合いなど確認しながら張った一部が偏らないように
全体に振り分け施工されていた。
これは正しい方法かと思う。
まず、長く密閉された箱の中から、バラして並べる事でそこの環境に順応していく。
木は動く。箱から解放された事でそれぞれの癖も出てくるだろう。
調湿を繰り返しながらその環境に徐々に馴染んでいく。
そして色と木目、
同じレッドオークでも当然色の濃淡や木目は違う、柾目もあるし追い柾もある。
それらをバランスよく配って張っていく。
以前、節のある羽目板を壁面に貼っている現場で、
1梱包づつ必要に応じてバラして張っていた現場を見た際に、
(各梱包にはそれぞれにバラツキも当然あるから、)
一部分から急に節の少ない壁に変わっていて
違和感を感じた事があった。
何気なく張り終えた木の床板
あぁ・・キレイ!木っていいよね!
の裏には、こうした細やかな大工さん配慮の上で仕上がっている。

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