MUKU-DATA  納屋解体
親戚に納屋を壊して隣に小さな収納小屋を作って欲しいと頼まれた。
昭和初期に作られた納屋らしい。
母の実家は鍛冶屋で主に鎌を作っている。
子供の頃頻繁に遊びに行き、ここの納屋で鎌と柄を繋ぐ部分の金属の輪っかを嵌める作業を手伝った。
小学生の高学年になると、もう親戚の家には行かなくなっていたが・・
だから40年以上ぶりにこの納屋と再会ってことになる。
8月末解体下見
まず一部下屋を壊すので重機を使わず大工さんにお願いして手作業での解体
8/31 屋根屋さんに瓦屋根を撤去してもらう
作業中のメモ
もしや子供の頃の落書きがあるのでは・・と眺めたり・・・
古い建物にはいつも何か気配を感じる。。
そして使われてきた材木は古く煤けていても味わいは増す。
9/1大工さん 下屋の解体作業
瓦屋根の下地は木端敷き込み、
ロールの木端ではなく当時は一枚一枚釘打ちされた木端だったので
はぎ取るのが大変だったと言っていた。
残暑厳しい連日の35℃超え、汗だくになって埃で全身真っ黒になっていた。
ご苦労様です。
9/2 大工解体作業を終えてひとまず下屋解体終了
使えるものは再利用しようとは思うが、今回解体した下屋の部分では無さそうです。
勿体ないっていう物を大切にする精神と、
何でもかんでも安くっていうのは違うかと思う。
何度も補修して使えるものは残す。
無駄をしない。
大切にされてきた納屋の補修痕などを見ながらあらためてそう感じる。
日本人の美徳かもしれない。
何度も塗り重ねられた波板のトタンの破片がとてもキレイだった。
(写真、撮って来なかったけど)

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