MUKU-DATA  手前:リボンウッド  奥:紅木(こうき)

30日、今会社です。
今日から1月5日まで、正月休みですが、製材の斉藤さんは今日出たいとの事で会社に来ています(製材好きなのね)
さて、昨日から頭を悩ましている樹種、紅木(こうき)、
あぁ・・・これが良くわからないのです。
基礎となる、判別できる経験、実際に手に取り良く観察して何本か扱ったという目がないから悩んでしまうのです。
「おまえ、材木屋なのに知らないのかぁ?」
残念ながら、「はい、すみません経験不足で・・・」
どんどんどんどん深みにハマっていくのです。
Sさんに見せてもらいました。
手前が『リボンウッド』サペリやマホガニーなどに現れるリボン杢ではなく、ニュージーランドのリボンウッドとの事
そして奥が『紅木』との事。
この2樹種、はじめて手にした材なのです。
はじめて手にする事でこのリボンとコーキは手から伝わり頭の中に記憶される訳ですが、
Sさんの材は杢目が混んでいたり上記のような縮みがあったりと2捻り、3捻りとなっているので
果たして、これを頭に刷りこんでしまうと尚大変になってしまうのでは・・・と思ったり。。。

この紅木、ずっしりとした重み、杢目の良さ、何度も何度も手に取って、少し削って匂いを嗅いだり、
触り心地がいいのです。
10回以上匂いを嗅ぎ記憶して、20回以上は、もう一回貸してと握り心地を確かめたりと・・
建具のハンドルなどにいいのかもしれません。

端材でハンドルシリーズでも作りましょうか?

一枚、大きな床(とこ)用に木取られたと思う紫檀系の板があるのですが、
それが何の木なのかわからなくて悩んでいるのです。
昨日表面を削ってみました。
はじめは鮮やかな朱色、1時間もたたないうちに色に深みを増し変色してきました。
匂いも記憶しましたが、香りなので文章で伝える事はできないですね。
果たして何の木なのか・・・
今度詳細写真を撮って掲載しますので、どなたかご教授ください。

パドックだったら、怒るぜ。

手前:リボンウッド  奥:紅木  下板:花梨縮み

紅木(こうき) 下板:日光杉柾板

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