MUKU-DATA  花梨(カリン)厚盤
少し前に、こんなのあるけど使いますか?と
現地での古い花梨の厚盤の写真が送らてきた。
値段もかなりしたし、杢目の様子も分からないし、
それほど欲しい訳でもないのでパスさせてもらった。
しかし、 重そう。。。
そうそう先週だったか、金沢だったかなぁ・・富山だったか?
山から伐採した木を出す際の像に引っ張ってもらって搬出する為に木に穴を開けるのですが、
その穴の開いたチーク材って持っていませんかねぇ・・?って
会社に電話があって、その話で少し盛り上がった。
像が引くための穴のある木
何を想像して求められていたのでしょうね。。
いろんな材を探されている方がいらっしゃいます。
チークじゃないけどこの花梨も穴があいていた事を思い出したが、
問合せいただいた方の連絡先など聞かずに電話を切ってしまった。
チークとかでも確かに穴のある古い材を見たことがあるが、
あれ、山の中の重作業のことを身近に感じさせてくれますよね。
結構検品はシビアそう。。。
日本向けグレードは花梨に限らずに全般に他国に比べ品質の要求は高いようだが、
時代も変わり、今はかえってキャラの多い方が喜ばれたりする部材もあるので・・
どこへ向けるかで材質の仕分け方も変わるよね。
ようやく節などキャラが一般的になりつつあるのは世界基準?
適材適所、キャラを活かせる場所、節が邪魔になる場所、
そして像の引く為の穴を・・・
それはどこに使うのがいいだろう?

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