MUKU-DATA  桜   秋葉区 I様邸

リフォームの現場でのお客様が薪にするのに木を集めていて
その中で使えそうな材があったのでちょっと見てということで行ってきました。

おぉ、桜ではないですかぁ・・
しかもいい色、乾燥状態もかなり良さそう。
木口の割れは少々あるけど、気にしない気にしない。

お施主様も現場監督さんも意識していなければ、薪となって最後の命をまっとうしたのでしょうが・・
これは、使えそうです。
第二の息吹を与えてカウンターやベンチ、框など色々といけそうです。
この桜、来るべくしてここの来たのかもしれませんね。

しかし、桜の種類は多く、今朝ちょっと調べてみたが、結論はでない。
橙色の濃い木目の走っている「桜」の板は良く目にするが、これが果たしてどの品種なのか?
樹皮・葉でわかる樹木図鑑を開いて、会社にある染井吉野の樹皮と比較してみました。

下:今回のI様の桜 上:分水の老木のソイェイヨシノの樹皮

明らかに樹皮が違いますよね、
図鑑より下の樹皮と似ているものは
『オオヤマザクラ』(エゾザクラ、ベニヤマザクラ):
山地の日当たりのよい適湿地を好み、疎林や林縁に自生し、庭木や公園樹などとして植栽される。
幹の直径は40~50cm、大きなものでは高さ25m幹の直径1mに達する。
分布は北海道、本州、四国
オオヤマザクラの成木の樹皮近い

もうひとつ
『エドヒガン』(アズマヒガン、ウバヒガン)
山地に自生して、日当たりよい適湿の場所を好むが、乾燥した場所でも育つ。
寿命が長く、名木・巨木が多い。
分布:本州、四国、九州
江戸彼岸の老木の樹皮にも見える。

うぅ~んどっちだろ?

コメントを残す