MUKU-DATA  スポルテッド栃

ギター材の木取りって楽しそう。
板のどの部分をどう木取るか?で見え方が変わる。
この部分を木取りしてブックマッチにしたら・・・と想像する。
好み、センスは人それぞれ。
建築で使う材木は、工務店さんのこの作業は少ない。
何故ならもうそれに近い大きさに製材されているものだから、
部材の木目を選ぶ作業はあっても木取り作業は多くない。
木取り作業が重要になってくるのは製材。
そう、弊社の仕事だ。
丸太のどの部分をどう製材して、杢をどう落し込むか・・
価値観は多様化して好みは千差万別。
今時の木取り、製材が出来れば、今まで無かった面白い部材もでき
材の見え方も変わってくる。
建築の資材の中にも、
ギターの木取り方法を応用できる箇所はあるのかと思う。
例えば、杢のある端材利用の引手なんかもそう。
他にもまだ使える個所はあるのかと思う。
住まいの中での木は「温もり」などに重点が置かれがちだが
「見え方」に焦点を置くとより一層楽しいものになるのかと思う。

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