MUKU-DATA  新発田屋 製材工場の小屋組み 洋小屋組(合掌)
うちの工場は古い
これがいつ建てられたのか・・ハッキリはわからないが
一部は確か学校だったかと記憶しているが、で使われていた材を解体して
ここに再度組み立てたと聞いている。
昔は材を大切にしたものだ。
屋根はセメント瓦から板金へ部分的に何度か変えたが、
小屋組みはまだしっかりと屋根を支えてくれている。
洋小屋組み、広いスパンを取るために荷重を左右に分散させる。
材木屋になりたての頃はまだ時々このような構造を大工さんが作っていた。
あらかじめ小屋部分を組立て、クレーンで吊って取り付けていたかと思う。
特別に大きな部材はないが、規則正しく取り付けられた
真束、釣り束、方杖、合掌など無駄のない必要部材は美しい。
洋小屋組構造で梁など小屋組を表し、屋根は勾配なりに仕上げる
きっと素敵な空間になるように思う。
機会があれば試してみたい。
杉のトンネルを抜けると合掌の製材工場
この部分の小屋組みは更に古い
丸太で組んだ洋小屋組み
同じく振れ止めは通してある。

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