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■ MUKU-DATA 黒柿丸太 輪切り
黒が少なめだったり、旋回木で製材して板挽きしても捩れそうだったり、
肝心な黒の部分が腐っていたりした黒柿の丸太を輪切りで製材した。
スツールだったり、植物とか何かを飾る置台だったり、スピーカーの台でもいいのかと思う。
旋回木の丸太は樹皮をまとっていても捩れて成長した跡が分かる。
剥ぎ取り易い部分もあるが、全然剥がれない箇所もある。
でもなるべく樹皮の奥の辺材部分を自然な形のままで残したいので
鑿を使ってちょっとづつ剥がしていく。
これが地味な根気のいる作業で、、 辛くなる。
このご時世に、こんなことをしていていいんだろうか・・??
他にやるべきことがあるのではないか??
自問自答しながら
一向に進まずに、コツコツと同じ作業を繰り返す。
なんか修行をしているみたいな・・
でも人手が余っている訳ではないので誰かがしなきゃいけない。
ガリガリと機械を使って剥がしては折角の繊細な辺材部分の質感が損なわれてしまう。
高圧洗浄機だと、これらの樹皮って剥がせるのだろうか?
修行、修行、何時間もコツコツと続けているとそのうちに先が見えてくる。
右側の手から腕、肩が痛む(もうだいぶ使い込んだからそろそろガタがきてるなぁ)
作業を終え、並べてみて
やっぱり手を抜かず、ちゃんとやって良かった。











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■ MUKU-DATA ベンチ/スツール 材種:杉 設計:木材倉庫のN
しばらく前にS大工さんのところに行ったら
原寸起こして何やら作ろうとしていたので
1.私:何してるん?
2.S大工:いやぁ~Nさんに頼まれてさぁ~
3.私:またNさん、こんげ難しそうなの頼んでんだぁ・・
4.S大工:だっけさぁ~ 原寸作ってからやらねと出来ねわね
5.私:そーらいねぇ~、ごめんねぇ、ありがとねぇ~ 頼むわ
この1分も満たない会話の中での本当の意味合いは
1.また面白そうなもの作ってますね、
手を動かして作ることが好きなS大工さんは現場の合間にベンチを製作
2.これは嫌ではない
3.大工さんが作るには脚が斜めに入っているし難しそうだけど
S大工さんは、それが面倒とは思っておらず、むしろ作るのは好きだし
あのお店で使われる事が想像できるのである程度やりがいもあるだろうと思う
Nが難しそうなものを頼んですみません、何とかS大工さんの技術で
形にしてあげてください。と言いつつ(気持ち良く仕事して欲しいので)
でも内心は決して難しい仕事だとは思っていない。
自分だったらもっと難しい事をお願いするかもしれない。
(それはその大工さん が作れる範囲内で判断はするが)
意味のある脚の角度なので、これでいいと思って見ていた。
4.あの現場とNさんの依頼なら、自分でできる事であれば
一生懸命やるよって意味合いかと
5.期待してますね、お願いします!
お盆前の木材倉庫OPENの準備をしていたらS大工さんから電話
スツール出来たよ!って
きっと原寸まで起こして思い通りに出来たので私にも見せたかったのかと思う。
その時に撮った写真
座面は杉の桁等に使う乾燥材の平角、節のある並材
脚は杉の上小節~無節の本社で天然乾燥している造作材用から
適材を木取りして出したもの。
自分はあんまりこういったもののデザインできないが
丈夫そうなのがいいのと、何だか木で作った同じ形のものが数台あると
可愛く見える。
A A A
結構好き
丈夫で、ノーブランド、アノニマス
とにかく丈夫だとずっと使えるし、とかく木製品に関しては
長く使えば使うほど、味わいも増してその場に馴染み
その場だけ、そこでしか出せない深みが出てくるから丈夫なのはいいなぁって思う。
人の一生より長生きして、次へ受け継いでいって欲しい。
そういった木製品を作っていく事も
木材倉庫の一つの役割なのかなぁ・・って思ったり。。
作りひと知らずの無名な職人が作った丈夫で無骨なもの。。








その日の夕方、木材倉庫のNは
自ら設計して材料の手配し、大工さんに図面と作り方の相談をして
ようやく完成したベンチの写真を撮っていた。
考えていたものが形になるって事は嬉しい事だし
当たり前のことだけど、お客様からそのお金をいただくという事は
お客様にとっても求めていたモノの完成度と満足度が高くなければ
いけないこと。
何でも丁寧に慎重に掘り下げるように見えるNさん
木材倉庫には第2と第4土曜日に時間があれば手伝いに来てくれている。
特注の木の家具等をお考えの方は一度Nにお話していただければと思う。
最近Nさんがはじめた「木材・家具」関連のインスタはこちら
木材倉庫のN

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■ MUKU-DATA 黒柿の丸太スツール、置台 L 420mm
凸凹と瘤があり曲りのあった黒柿の丸太をL420mmほどにカットした。
スツールでもいいし、何かを飾る置台でもいいし、、
この暑さで木口からは割れやヒビが入り、大きく裂けてきた。
木は死んではいるが、生きている。
冬場の頃にカットすれば、ここまで割れないのかもしれない。
毎日観察しているが、そろそろ割れも納まってきたようだ。
生材だったから割れた箇所からの乾燥を促し、比較的早く乾いてくれるかもしれない。
この柿の木が持っている自然の力で割れたもの。
これはこれで裂けた箇所から木のパワーを感じる事ができるので
ありかと思うし面白い木の素材かと思うけど・・


















■ MUKU-DATA 凸凹した柿の辺材
先日挽いた凸凹と瘤のある柿の丸太の辺材部分
板挽きする際に、出っ張った瘤の部分がポロポロと取れていく。
辺材部分なので黒は少ないが
素材としては形が面白いかと思う。
この形や雰囲気を何かに活用できれば・・と。
その為には、柿の木は虫が入り易いので先ずは樹皮剥がしを行う。
凸凹しているので剥がすというよりは細かく剥ぎ取っていくといった感じで
時間を作っては地味な作業の繰り返しで
なかなか・・大変といえば大変
材木屋的スタンスだと、この素材から何か器とか木工品を作ってやろうではなく
なるべく凸凹した自然のままの辺材を残しながら
素材としていづれ誰かに使っていただけるように・・・と
だから、決して楽しい作業ではなく、修行僧みたいな感じもする。
まぁ素材として虫にもやられずに、この状態をキープしつつ
後々木工品用の材木として使えるようにする事が
材木屋としての仕事といえばそうなるのかと思う。
素材そのものとして使える材木にすること。
シンプルで地味な作業だけど、ここで手を抜くと素材として使えなくなる。
作業をしていると自然のままの形に勝るものは少ないなぁ・・とも感じる。
ほんの僅か手を加えて何か使えるものにしたいという気持ちも出てくる。
ちょっと作ってみようか・・?
凸凹した柿の辺材、ありそうでない素材でしょ?
そういった特徴のあるなるべく「自然のまま」の材を提供する事も
弊社の大切な仕事の一つかと考えている。













■ MUKU-DATA 太角 天然乾燥材
手前左:鬼胡桃 3750 250×250mm 芯持ち背割れ
手前右:栗 3700 250×125mm 芯去り
奥 :黄檗 3800 330×330mm 芯持ち背割れ
時々言われる太めの広葉樹の正角
乾燥したもので・・・
これがまたありそうでないんですよねぇ・・
何てことはない、丸太の側は板挽きして芯部分は角材で残しておけばいいんだけど
多くの製材所では全部板挽きしてしまうのでしょうね。。
芯持ちの正角よりは板挽きした方が、回転良さそうだし部材取りもできるしね。。
柱類よりは板類の方が何かと代用ができて今は用途も多いのかと思います。
ここ最近、問合せがきた件で言うと
330mm角のスツールを作るので、欅の太角で乾いたものがないか?
できれば乾燥材で・・
とか
大黒柱的に広葉樹を構造を兼ねて使用したいので
2間で150mm角の栗など広葉樹はないか?
10尺ものだったらキハダとかあったんだけどなぁ・・
ってな具合で、なかなかその用途にバッチリとハマる適材で
尚且つ乾燥材がなくて・・ ご要望にお応えできずにいる。
適材があれば決まる話なのになぁ・・ってのが多いのだが
想定できない多くの需要のサイズと樹種、そして要の乾燥を
クリアすることは材木屋の立場からするとなかなか難しいのが現実かと思う。
今回入れたキハダやクルミの芯持ち太角としてはかなり高めだったんだけど
(丸太を芯持ちで製材すれば簡単にできるのかとは思うが)
芯持ちなので背割れを入れて割れないようにある程度の期間乾燥させ
再度修正挽きとなると2~3年の年月は必要になる訳で
まぁそんなもんかとも思う。
(木材は使えるようになるまで手間と時間がかかるから)
芯去り材の栗に関しては芯がない分、部材取りにもできるし
色々と再割して代用できるのかと考えている。
引取ってきた材をチェックして、
よし、倉庫に立て掛けるか!と気合を入れていたのだが
全然大き過ぎて重く無理だった
黄檗(キハダ)330角 芯持ち背割れ



栗250×125mm芯去りと 鬼胡桃250mm角芯持ち背割れ




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■ MUKU-DATA サイドテーブル 天板:栃瘤 脚:栃材
半年ほど前に、お付き合いのある木工所さんへスツールの相談へ行った際に
製作に使わなかった材で、サイドテーブルでもいいし、何でもいいんだけど
その木を活かして何か作ってほしいとお願いしておいた。
細かなことは言わずに、好きなもの、やりたかったことなど
とにかく作りたいもので何でもいいんで位の話にだったかと思う。
時々出てくるライブエッジウッド、
小さな材の活用をあれこれと考えている最中で
小さな材でも輝く個性的な材は多くある。
それをどういう形にして、使えるものへ変えていくか・・・?
年の暮れも近い先週末に、こんな感じになったと
サイドテーブルを持ってきてくれた。
手を使い作れる技術のある人はいいなぁと思うし素直に尊敬できる。
材木屋なんて所詮、口八丁みたいなところもあって
材木を納めて完了、はい、また宜しく~ 的な・・作業とは違う。
丸太を製材するという目と技術は必要ではあるけれど
使えるものとして細部を作るのは大工さんであったり木工職人であったりで
じゃぁ材木屋ってそういった事に関して
何ができるんだろう?と・・
どこを得意とすればいいんだろう?と思うと
木を扱うそれぞれの分野の人たち職人さんたちを知っている、知り得る機会がある
という事は材木屋の恵まれた環境かもしれない。
こういった木製品であればあの人が得意、
こういうものなら、そっちの人
一口に木工と言っても皆さん作られている分野があり
それぞれにその分野に必要な道具と技術が必要なので
Aを普段作っている人にBやCを頼んでも上手くいかない事が多く
AはA、BはBの人へとお願いするのが無理なく進められるのかと思う。
そういった情熱を持ちながら毎日、自分の作るモノに向き合いコツコツと
今日も作業をして何かを作っている。
こういった職人さんたちが作る木のモノを多くの人たちに知って欲しいと思う。





















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■ MUKU-DATA 栃一枚板 2.6m 新潟市 O様
昨日仕上がった栃を届けてきた。
お届け前に写真を撮った。
写真を撮る為にセットしたのではなく、
実際に鉄脚に置いてみて、がたつきなどチェックする為にというのが
実のところなのだけど(意外と心配性)
鉄脚は黒皮のクリヤー塗装 fb12x50mm
溶接部分は削り落とすので鉄の銀色が所々に出ている。
念の為、アジャスター付き
しかしこの栃、個性的な一枚だったなぁ・・と写真を見ながら思う。
お届けして設置して、早速可愛らしい木のスツールが置かれた。
時々目にしていた高さ調整できる木のスツール
今朝調べてみたら、広松木工さんのLUMEというスツールだった。
座面を取り外すとサイドテーブルとしても使える優れもの。。
これ考えた人、凄いなぁ・・って思う。
設置後の写真は撮って来なかったけど、
とても良い感じでしたよ。
この栃の個性に可愛らしい木のスツール(オーク、ウォルナット、チェリー)が
とても合っているように感じた。
テーブルも木だし、スツールも木、カウンターも。
使い込む事で更に深みと味わいが増し、その空間に溶け込んでいく。
真新しい木もいいけど、10年後、20年後の深化した姿を想像してみた。









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■ MUKU-DATA ハイスツール 特注品 材:桜
先日、学生さんたちが出来上がったハイスツールを見せにきてくれた。
研究室ではスタンディングワークを取り入れ集中力を高め作業効率を上がているらしい。
えぇ~立ちながらパソコン?なんて考えた事もなかったが
長時間、座ったままの作業は集中力が途切れたり
腰痛や肩こりなど健康リスクも指摘されているらしい。
そういえば過去に電動昇降デスク用の天板を無垢にしたいと
何件か言われたことがあったなぁ・・
そういう自分自身も約1年前に両手の指先がビリビリと痺れるので
診てもらったら近年多いストレートネックからくるものらしく
パソコンのモニターを10cmほど上げる事で少しは解消している。
この度、先輩が卒業するらしくその贈り物として
スタンディングワークでちょっと考える際に寄りかかれる程度の
ハイスツールを、自分たちでアイディアを出して
材木を選んで製作しようという事になって相談を受けていた。
国産材、片耳付き座面、できれば新潟の木、など
弊社では製作する木工所さんをご紹介させていただいた。
座面も弊社に丁度いい適材がなかったので木工所さんが持っていた
村上市産の桜材が使用された。
桜とはいうものの通常良く目にする染井吉野とは違っていて
多分、朱里桜ではなかろうか?と思う。
現代の人たちは数ある出来上がった膨大の商品の中から
それに見合った1品を見つけ出す作業は皆さん得意かもしれないが
ゼロから作るとなると・・・
全て自分たちで行う必要があり、また出来ない作業は人にお願いしなくては
いけない事になる。
図面を描き、木工所へイメージを伝え
安定性、丈夫さ、一番ベストな高さ、・・・・そして予算以内と
考える事ばかり、、 考えなきゃいけない事だけで
はじめなければ何も進まない。
選ぶ作業とは何十倍も労力は違ってくる。
社会人は時間の中で作業性、お金を考えて動いている(お金だけではないが)から
なかなか時間の調整もつかないし思った通りに事は運ばない。。
そんな中で、ゼロから製作して人を動かして一つの物を作ることが
いかに大変であるかという事を感じたんだと思うし、
きっと先生もそこを狙って、製作してみては?と提案されたのではなかろうか?
と思っている。
木製品に限らずに次回、また新たに何かを製作する際は
きっと今回の事が役立つだろうし、応用できるのかと思う。
お世話になった先輩への想いとそこにかけた時間、
どこにもない素敵な贈り物になったかと思う。



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■ MUKU-DATA 丸太スツール+レジン SOLD OUT 大阪府K様
resin log stool limited edition
同じものを量産できない丸太スツール
木の素材をそのまま活かして作られるものは限定版というよりはむしろ一点物
と言えるのかもしれない。
穴の空いた丸太スツールの座面にレジンを流し込み、
少しキラキラしたラメが仕込まれている。
バフで磨いたしっとりした輝きと丸太のカサカサした質感が対照的で
丸太の素材感が浮き立って見える。
当初はレジンは座面のみと考えていたようだが
いまいちだったので座面にレジンを盛って垂れ流したそうです。
穴の空いた丸太がこのようなものに生まれ変わる事って面白いなぁ・・って思った。
スツールでもいいだろうし、床面にフットライトを仕込めば何かを飾る台にもなる。
下から照らされる事でそこにあるものが更に輝くだろうし
ディスプレイ用の台にも使えそうだし、照明器具でもいいだろう。
面白いから譲ってもらい、木材倉庫に置いていたら
ご来店いただいたお客さんのお目にかなう。。
いいなぁと思って作られたものが、いいなぁと思い持ってきて
いいねぇって生活の場へ移動していく。
「いいねぇ」の連鎖だ。
なんだかとっても嬉しい気持ちになる。








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■ MUKU-DATA 片耳付き木のスツール 国産材
座面は耳付きの天然木の風合いを残して・・・
というご要望で「こういった感じで・・」でとイメージ写真が送られ
お店でお客様の鞄置き台に使用するとの事。
一度試作して、担当者さんにこんな感じでいいかと見ていただき、
改良する点を確認し再度試作、その通りに製作するも
オーナーサイドの責任者さんから、もうちょっとこんな感じで。。と
2度目の試作から更に改良して三度目の正直
特に派手さや奇抜さはなくシンプルな形のもので
天板の座面部分両耳残しや片耳残しの天然風。
片耳残しが多いのは巾500~600mm両耳一枚板を半分に割って製作した為
材種は脚部分は欅材、板脚の振れを抑える為に貫を通し
ポイントとして黒檀の小さな楔を打ち込んである。
座面部分の天板は、栃、桜、朴、桧、
国産材5種類の材種で製作されてある。
無垢材の扱いになれた(というか逆に貼り物加工ができず天然木しか製作できない)
木工所さんに製作依頼したのでガッチリと組まれて作られているので
壊れることなく長く使っていただけるかと思う。
木は使い込めば使い込むほど、その場に馴染んでいき歴史を纏いながら
独特の輝きを増していく。
まさに経年変化して深化していくのがいいところ。
この用途は鞄置台だが、もう少し高くするとスツールに応用できる。
木のスツール自体、既製品も多く存在するであろうが
必要な大きさや高さ、好みの形、そして必要な数を用意するには
多少高くなっても特注で木工所に製作してもらう事もいいかと思う。
更に材種、材の形、材の色、・・等に拘りがあれば
材を選んでいただきながらどんなものを作るか?という材木屋の出番になるのかと思う。
国産材に限ってみても材木はいろいろな色があり、形がある。
多種多様で個性的、見ていてなんだか楽しい気分になってくる。






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