
■ MUKU-DATA サイドテーブル 天板:栃瘤 脚:栃材
半年ほど前に、お付き合いのある木工所さんへスツールの相談へ行った際に
製作に使わなかった材で、サイドテーブルでもいいし、何でもいいんだけど
その木を活かして何か作ってほしいとお願いしておいた。
細かなことは言わずに、好きなもの、やりたかったことなど
とにかく作りたいもので何でもいいんで位の話にだったかと思う。
時々出てくるライブエッジウッド、
小さな材の活用をあれこれと考えている最中で
小さな材でも輝く個性的な材は多くある。
それをどういう形にして、使えるものへ変えていくか・・・?
年の暮れも近い先週末に、こんな感じになったと
サイドテーブルを持ってきてくれた。
手を使い作れる技術のある人はいいなぁと思うし素直に尊敬できる。
材木屋なんて所詮、口八丁みたいなところもあって
材木を納めて完了、はい、また宜しく~ 的な・・作業とは違う。
丸太を製材するという目と技術は必要ではあるけれど
使えるものとして細部を作るのは大工さんであったり木工職人であったりで
じゃぁ材木屋ってそういった事に関して
何ができるんだろう?と・・
どこを得意とすればいいんだろう?と思うと
木を扱うそれぞれの分野の人たち職人さんたちを知っている、知り得る機会がある
という事は材木屋の恵まれた環境かもしれない。
こういった木製品であればあの人が得意、
こういうものなら、そっちの人
一口に木工と言っても皆さん作られている分野があり
それぞれにその分野に必要な道具と技術が必要なので
Aを普段作っている人にBやCを頼んでも上手くいかない事が多く
AはA、BはBの人へとお願いするのが無理なく進められるのかと思う。
そういった情熱を持ちながら毎日、自分の作るモノに向き合いコツコツと
今日も作業をして何かを作っている。
こういった職人さんたちが作る木のモノを多くの人たちに知って欲しいと思う。




















