MUKU-DATA  蔵を囲った下見板

昭和以前に建てられた蔵だそうです。
漆喰で塗り固められた蔵、
時が経ち剥がれ落ちた漆喰壁を木の下見板で保護補修、
更に木下見も傷み、板金で保護補修
下見板の穴の空いた箇所は、板金で部分的に塞いている。
長く大事に蔵を残してきた痕が見てとれる。
長く風雨に曝され浮造りがかかった褐色の杉板、
補修を繰り返し錆びた鉄、
歪んだ硝子は変形した空を写し出し
隙間から白い漆喰壁がちらりと見える。
様々な異素材がミックスされ、調和が取れているように見える。
こうした雰囲気に人は何故に魅かれるのでしょうね。。

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