
■ MUKU-DATA 黒柿 L=1.5m前後 厚35mm 天然乾燥材 プレナー加工済み
1週間ぶりのブログに更新になってしまいました。
休日祝日以外は、ほぼ毎日どうでもいいような日常扱う材木や木の事を更新しているので
数日更新が滞ると、何かあった?具合悪い?など
連絡いただくことがありますが、普段通りに
毎日毎日、毎日と木を扱っています。
先週はお盆休み前で、色々と用事も多くバタバタしていましたが
変わらずに毎日、木を触っています。
昨日も今日も休日ではありますが
木材倉庫が散らかっており少しづつ片付けながら整理整頓していました。
お盆休みは特に予定もなく、雨マークも多いので
倉庫整理、材の養生など普段やりたくてもなかなかできなかったことを
少しづつやろうと思います。
本社の事務所に保管していた黒柿類がそろそろ乾いてきたので
表面を削って(プレナー加工)
木材倉庫にデビューです。
黒柿、・・・
こんな模様を黒柿と言うな!と
極上黒柿マニアの方々にはお叱りをうけそうですが・・
なかなか極上孔雀杢黒柿に出会う機会も少なく
それが市場であったとして、到底手の届く範囲を大きく振り切った金額で・・
柿の木に黒が入った程度の黒柿と申しましょうか・・
庶民派黒柿と言ったらいいのか・・
それでもこうして1本の丸太から挽かれた柿の木の模様を見ていると
どれも個性的で愛おしく思えてきたりします。
丸太を製材して虫が入るといけないので皮を剥がし(それでも入る)
反りや割れを押える為に割れ止めを塗り(それでも割れて反って暴れられ)
挫けずに、そろそろ乾燥してきたところでプレナーをかけてデビューさせる訳でして
手をかけた分、どれも大切な一枚一枚に思えてくるのです。
杢目だけでみれば、極上孔雀杢の足元にも及びませんが
墨が流れたような雑な模様
これを最大限に活かすには何へ向けるのがいいのか?
そしてその完成したものが、
極上杢では出せない良さ、こっちの黒柿だったからこそこの味わいが出たよね
っていう物へこれらの材を向ける事ができれば・・
といった想いです。
お金を出せば買えるモノから
お金を出しても買えない、アイディアとセンスで
是非、これらの柿の木たちを活かして欲しいと思っています。
まぁ木の素材供給者としてうちらしいと言えば弊社らしい黒柿という事で・・・

























