
■ MUKU-DATA シャム柿(ジリコテ) 丁物
木を使ってものを作る。
大きくは住宅に使われる材木、
そして木工品、
木工品と一口に言っても各ジャンルがあって
作られるものは何千、何万にも及ぶかと思う。
適材適所、無駄なく低コストでどう木取りをしていかに良く見せるか、見えるか。。
作られるものによって求められる材木、材質も当然違ってくる。
そこで使われる材を提供させていただく材木業者は
ある程度は、どういったサイズのものをどのように木取りして
どの程度の材質と予算を考えられているのかを把握できないと
手が止まってしまう。。
このシャム柿に関してもお問合せいただきながらも
急ぎませんので、何か適材があれば写真など送ってくださいと
言われていることが2件あるが、、、
割れが入ってますよとお話しているのだが多少の割れは構いません。
「多少の割れ」とはどの程度なのかが
その方々が作られるものは知っていても許容範囲が把握できず
かれこれ数か月、写真を送れずにいる。
遠いところの人たちなので木材倉庫へ見にきていただく訳にもいかず、、
しかし、加減が分からずに手が止まり
やらなかきゃいけないメモにはあるのだが
どんどん端っこの方へメモ書きは押されていって
申し訳ないなぁ・・ と思いつつモヤモヤした気持ちが溜まっていく。
このシャム柿1本でも、写真で詳細を送るなら写真30枚あっても
足りないんじゃないか?
折角送っても使い物にならなきゃ意味無いし・・
考え過ぎ?
漸く重い腰を上げ、昨日少し写真を撮ったので1件は送ってみようと思う。。
木って、見る箇所が何十カ所もあるから難しいんだよね。。
完璧な無傷無欠点を求めるのであれば高くつくし
どの程度が妥協点なのか?
全部違うでしょ、、 作る人も妥協点がそれぞれに違うしね。。
そんな感じで頼まれているけど進まない件が結構あって
ごめん悪いねぇって気持ちでモヤモヤしている。


