■ MUKU-DATA  黒柿 割れ止め塗布 乾燥後 桟入れした保管

先日製材した黒柿の手入れを早速行った。
昨日、一昨日と30℃超え、33℃ほどと暑かったので延々と続ける作業で
思考停止状態みたいになってしまった・・😓
神代木同様に、柿も反るし、割れるし、虫にやられるし・・
乾燥までなかなか扱い辛い手間のかかる材種の一つかと思うが、
丸太から製材してきっちりと考えながら養生して保管までに至るのは
初めてのような気がします。
過去、板類、丁物、端材など製材されたものは購入したことはありますし、
柿も何度か製材しましたが
ちゃんと樹皮を剥がして、考えて割れ止めを塗って・・は
初めてで、色々と気づいた事、分かった事などがありました。


まずは皮むきから・・・
簡単だろうと思っていましたが、これがかなり手強い。。。
この感じ、先日剥がしたキウイフルーツのあの粘りのある感じに似ていました。
パラパラと剥がれそうなグレーの樹皮の下にもう一枚粘りと弾力のある皮に覆われていて・・・
これがなかなか剥がれない。。
5~6枚のこの程度を剥がすのに2日間ほどを要してしまった。。。
倉庫は暑いし、苦戦するし、
何やってんだろオレ・・状態になってきた。。。
こういった地味な見えない仕事は、なかなか材の価格に反映されず、
尚且つ樹皮を剥がし割れ止めを塗り手間暇かけても
数年後、上手く乾いているとは限らない。。
割れもあるだろうし、虫にもやられている可能性は高い。。。
でもやらないで後悔よりはやるだけやって、その結果であれば仕方ない。。。
なので、延々黙々とこの作業を続けている。

剥がした皮の裏にも部分的に黒が入っている。
この黒い箇所の皮は剥がれ易い。
鑿で削るとこの黒は無くなってしまう。
この板、材面は殆ど白だけど、辺材だけ黒い部分が点々とあって
何だか可愛らしく思える。 パンダを連想してかなぁ・・?





時間の経過と共に、どんどんと白い部分の色が緑というか紫系というかに
変化しているように見えた。
顔色の悪い感じ、柔道で首絞めにあった時のような血色の悪い顔・・みたいな

割れ止めを塗り終えて
片付ける前はまたはじめの白に近い色に戻っていたようにみえたが・・



あとは、暑かったせいなのか、、
脂みたい樹液が染み出ていたこと。。
これはこの前挽いた、葡萄の木も同じように出ていた。
果樹系の丸太ってこんな感じなのかなぁ・・



黒い模様を見ていると飽きません。
もう少し挽くと(削ると)もっと面白そうな模様が出てきそうだとか・・
こう木取りするとこんな模様がでるんだねぇ・・って想像したり・・





ここ割れそうだなぁ・・とか
よく市場で並ぶ黒柿も全面割れ止めが塗られているものが多いが・・
果たしてそれが正解なのかどうか・・
割れの心配をしていると、ここもあそこもと結局9割ほど塗ることになってしまう。。
しかも厚塗り・・・ 息できないよねこれじゃぁ・・
鎹も必要に応じて打ち込んで・・



夕方になって割れ止めが乾いていないので一晩保管して
翌日、また同じように作業



桟入れして保管
奥に片付けると目が届かなくなるといけないので
この黒柿たちは見えやすい場所に保管する事にした。