MUKU-DATA  ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)

ギターの指板に重宝されるハカランダ。
当社はトーンウッド専門ではありませんので、
建築資材においてブラジリアンローズウッドありませんか?
って聞かれる事はまずないでしょう。
(もしやギター好きな方がいらっしゃって例えばドアノブ、小さな看板、などありえなくもないか・・)

目細のうねる杢目がこの木の魅力かと思いますが、
試しにオイル系塗料を擦りこんでみると、真っ黒に。。。。

あれ?木ってオイル系など塗ると全て杢目が鮮明に浮き出てくるんじゃないの?
っていう、この浅はかな認識がまたも覆される事になってしまった。
何故??

カシミールローズ(インドローズ)や縞黒檀など試しにワックス系を塗り込んでみました。
縞黒檀は黒くはならず他の木材同様により鮮明になるのですが、インドローズもやはり真っ黒に。
たまたま指板があったので、そこにも塗り込むが、これが果たしてブラジリアンなのか?インドなのか?
でも黒に近くなった。
目細の上質なローズウッドが黒くなるのか??
植林されたローズ:ソノケリンは塗装された床材を見たが更に鮮やかな色合いになっていたよね。
増々疑問・・・

経過を観察しているが、3~4日経過したが、まだ真っ黒のままなのです。
蜜蝋ワックスやオスモノーマルクリアなどその他数社、数種類試したが
溶剤としてオイルが入っている時点で全て黒くなってしまったとの事です。
塗膜を作るタイプの漆やウレタンも真っ黒になるらしい。

今のところ「木肌美人」(シリコン系)がローズウッドの色合いに変化が少ないとの事でした。

「木と塗料」
その木の魅力を最大限に引出す為には?
塗料も重要な役割がある事を再認識。

「塗料」というカテゴリーを新たに作りました。

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