MUKU-DATA  古材 古い板を使用した壁面

某所にフローリングを納めさせていただいた際の施工中の壁面。
板は新発田屋に使えなくなって投げてあり、2,3年経過して色の変わった杉材などです。
木目が良い訳ではなく、施工上特別な技術を要する訳でもなく、
塗装で色合いに変化をつけてできる事でもなく・・・
いい表情ですよね。
古い板だからこそだせるテクスチャー、
時代がのったこの感じはなかなか新品の材料では出せないのでしょうね。
工場の片隅に投げてあり、いづれ朽ちれいく木材が、
どこにどれを置いていくかという作る人のセンスでこのような表情にできるのですね。
「風雨に晒された板」+「作る人のセンス」
この2点で、成せる事かと思います。
つい最近、古い材料がいい。ない?と3社に言われました。

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