MUKU-DATA  ラワン巾ハギ1500x900x30mm  ダメ駄目エイジング加工
知人に何でもいいから安くて作業する天板を と依頼され
木材倉庫にあるスポット品でラワン巾ハギの木口から少し割れが入っていたものがあったので
それを使う事にした。
作業台なので白いよりも色のあるものとの事だったが、
例えばウォルナット巾ハギではコストが合わない。
今倉庫である無垢材でこのラワン巾ハギが一番安いだろうし割れもあったので
これは部材取り用かな・・と考えていて、
一度、この白いラワン巾ハギに色のあるウッドワックスを塗り込んだらどうなるか?
試してみたかったので、そうさせて貰った。
汚れた表面を一旦削りに出し、キレイになったラワン巾ハギ材
これは何度か納品させていただいているが、クリアオイル塗装等であれば
更にラワンの多少の色の濃淡が出てそれはそれでOKとは思っている。
ホームセンターで以前買っていたグレー系のワックスを使用。
これは以前、木材倉庫で棚板をDIYした際に使用したワックス

何だかキレイになり過ぎて無表情になってしまって面白みがないので、
これも前々から試してみたかったエイジング加工とやらを
やってみたのだが・・・
だが・・
金ブラシで擦ると、何だかいい感じ・・・?
でもまだ擦り傷が足りないような・・・ ゴシゴシゴシ・・ と
ありゃ? なんか変だぞ・・
ゴシゴシゴシゴシ・・・・
わぁーーーーー、もっと変になってきた。。。。
ヤバイヤバイ
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ・・・・
あぁぁぁ・・もうアカン・・
止め
素人が手をだしちゃいけませんね。。
エージング加工という技術は商売として実際にある訳で、
キレイだったものを故意に傷つけていくことは心も痛みますしね。。
これには実際の古いものを良く観察して、
簡単に1時間程度で、ハイいい雰囲気になったでしょうとはいかずに、
時間をかけながらダメージ加工を施す技術とセンスが必要だという事を痛感しました。
時間もなかったので、ここでお終いで、
知人に届け、ごめんなさい。
でした。
心優しい知人は、いいねって言ってくれたけど
(素人エイジング加工をした本人は自分自身が許されずにいる訳です)
また機会があれば、今度は更に良くなるようにチャレンジしたいです。
色も単色ではなく何色か使い、
傷も金ブラシだけではなく、打痕やピンホール等、
本物よりももっと本物らしい使い込んだ感・・・
どんだけ手間かけるんだ!
だったら無垢でいいのでは・・・?
になりかねないとも言える。
センスある方、是非DIYでチャレンジしてみてください!
笑ってやってください、このザートラシ感・・・

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