MUKU-DATA  檜錆丸太(ヒノキ サビマルタ)

丸太を見せてもらった。
上は、檜の錆付き、錆はカビを付着させたものです。
このゴマ模様が均質に全体に揃ったものが良材とされる。

世界では、丸太を使った建築はあるのだろうけど、
錆=カビの付着加減をどうこうという国は
日本以外にあるのだろうか・・?と思う。

絞紋様の深さ、
瘤と節の凹凸の出方、
色の濃淡、
曲り加減、
色つや、
自然味、
風化したシャレ木、
・・・・

姿・形・バランス・佇まい

とても微妙で繊細な部分を
愛でてきた日本人の感性を誇らしく思います。

雑木や変木の需要はほとんどないと聞きます。
無くなって
消えてしまうのでしょうか・・・

数寄屋・茶室だけではなく、
何かこの自然な佇まいを
もっと室内で活かせないものかなぁと
思います。

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