弊社無垢材専門店「SOLiD」の原点は、無垢の床材からはじまった訳ですが、
サンプルとしてカットした残りの端材が
少しづつ溜まってきます。
また、スポット品なども多くありますので、
残りの数ケースが余ったりと・・
この残りを出さないと利益が出てこない・・なんてこともしばしばです。
残った数ケースで、過去、テーブルを試作してみたり、
いろいろとやってみたりしましたが、
しばらくこの件に関して、お預けにしてありました。
また間崩れした間取りなどの現場では、
工務店の皆様もきっと端材が多く出てくる事でしょう。。
材種の高価な床材も多々ありますので
ゴミ箱行きはもったいない。
UNIタイプは長さを繋いでいますので、
同じ材種のあらゆる杢目が入り乱れていますので、
杢フェチには、UNIタイプのフローリングを
眺めているのは飽きない事でしょう。
この端材の活用、
何かできないかと・・・
ずっと思っていますが、
ふと、だいぶ前に行った、
木造4階建の金具屋さんの前室の土間に張られていた
欅の端材の床を思い出しました。
大工さんの手間はかかりますが、
今、作っている鎌倉/木材倉庫の床の一部にやってみようと思います。
そのまますんなりと何かの床材を張った方が
まぁそれなりにはなるのでしょうが・・
試しにです。
「端材」と「手間」がテーマです。
今、現場はどこももの凄い速度で進んでいきますが、
(それなりの理由があるのもわかりますが)
ちょっと待て、
手間をもっとかけたら、
もっとって、
ほんの少し2~3日分でもいいのですが、
それだけでもしかしてどこにもないようなものができるんじゃないの?
てな感じです。
ダサくなるかもしれませんが・・
自社倉庫なので、いいんです。
試しにです。
追記 → 完成