MUKU-DATA  樟一枚板を眺める杉井さん  木材倉庫にて 4/25

木は一枚一枚それぞれの顔があり形も違う。
当たり前だけど、それって自然のもの以外今はそう多くはないように思う。
人が人を好きになるように、
人がその木を好きなるのはそれぞれ好みが分かれる。
これも当たり前だけど、なんだかとても素晴らしいことだと思う。
土曜日木材倉庫に杉井建築さんが板を見にきた。
倅さんは高校2年生、現在新築中のご自宅を時間がある時
お父さんの手伝いをしながらほぼ完成に近づいてきた。
自分が住む家を自分の手で作れるなんて素敵すぎませんか?
いいなぁって思う。
お父さんの影響か?
16歳の彼が好む木は、キャラの濃いものが多い。
今どきの家具をかじっていれば、ウォールナットやオーク、チーク材などに興味がいきそうだが
きっと感性で選んでいるように見える。
これねぇ・・、 あぁこれですかぁ!? っていう感じで
変な形=いい形のより自然な趣を残し、
欠けや穴がある一枚板の方がお好みようで。。。
そうそう、材の好みは人それぞれなので
とてもいいなぁ・・って思ったし、
16なんだけど通オジサン好みの材?って考えてたりすること自体、
自分自身が何かの固定観念に縛られているんだなぁ・・と分からせてもらった。
好きな木は、あなたにとって良い木
あなただけの木
あなたのご家族の好きな木
っていえる。
自分の部屋に置く小さなテーブルを選んでいた。
彼なりの感性、基準、があるらしい。
選ぶ姿は真剣、目が輝いていました。

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