■ MUKU-DATA ブビンガ、カリン、パドックなど
最近、赤い木が出ないんだよねぇ・・と同業者から時々耳にする。
(たしかにそうかもねぇ・・ )
一枚板のカウンター材と言えば、ちょっと前までは、
まず思い浮かぶのがブビンガだったような・・
おじさん世代からすると、
花梨が使えない所はブビンガ、みたいな感じだったかとは思うが、
ブビンガは伐採の規制がかかりその後価格上昇(もう10年近くなるかな・・)
やっぱ、BARカウンターは花梨よりもブビンガの流れる木目が華やかでいいよねぇって
一時ブビンガを買ったりした。
パドックも赤い、削った直後は赤というよりは朱色で、
何だか深みがないなぁ・・と思いきや経年変化でどんどん色が深くなり赤ワインみたいな色に変色していく。
まさに熟成されていく感じ。
そーいや、パドックもめっきり市場で見なくなった。。
あんまり色焼けしたパドックはプロでもインドローズと勘違いするほどの色合いのものもあった。
パドック、詳しいパドック事情はわからないけど今は貴重なのかもしれない。。
な、ことを思いながら赤い色の木を眺めていた。
色の流行は確かにあるのかもしれない。
最近は辛気臭くてジジイの木なんて思われていた神代カラーが若い人にも支持されたりする。
グレーな色合いも相変わらず人気があるような感じを受ける。
(そうはいっても染色された訳ではなく本物の「木」ですからねぇ。。。)
赤い木たちよ、またあなた達の出番は
きっと直ぐにやってくるから、それまで少しじっとして待っててくださいな。。
って感じです。