■ MUKU-DATA 杉(佐渡産)賃挽き製材
先日持ち込まれた樹齢のいった目細の杉丸太
聞けば佐渡の杉らしい。
芯は腐れがあったので、芯部分を取り除きながら製材。
格天井の竿(格縁)用にするらしい。
格天の竿といえば20年ほど前までは1.5寸角等の赤の吉野方面の材が
ふつうに市場に並んでいたが今は殆ど目にしなくなった。
赤の鴨居、長押、回り縁、台輪、竿縁・・・
新築で和室は2部屋はあったので真壁柱から始まり、造作材、天井板と続いた。
年輪は数えなかったが、樹齢は120年ほどだろうか・・?
100年は越えているとは思うが、100年超えてくると風格が出てくるものだ。。
最近、お年寄りの品行の悪さが目立つが
樹齢のいった大木のように素直に静かに余生を送りたいものだなぁ・・
なんて思ったりする。