MUKU-DATA  新潟共販市場  特別市 2/27

昨日は建築関係で来県された方を新潟案内させていただこうかと迎えに行き、
さてどこ行きましょうかねぇ・・と考えていたら
今日は市日だったので丸太の競りの行われている市場へご案内した。
市場の様子も見ていただきたかったし、ここにある越後森林館の構造も見ていただきたかった。
建築関係で丸太の単価を知らない方々に1本単価を説明すると
皆さん大体その安さに驚かれる。
1本うん万円で、これだけのボリュームで迫力ある丸太を手に入れる事ができる。
通常であれば、この丸太ならこう木取り、製材して、あの材やこの材を挽こうと
想定された製材品がある。

この丸太、何に使ったら面白いですかねぇ・・?と
あれこれと意見を聞く。
なるほど、なるほど、そうそう、材木屋では想像、想定しない使い方が出てくる。
そういう事なんだと思う。
いままでになかった木取り、製材をすることで
今、求められる材へと形を変え、必要とされる材木になる可能性がある。
木と日本人の関わり、過去に使われてきた精細な木の使い方、
木が持っている力を信じて次へ繋がればと思いながら日々過ごしている。