■ MUKU-DATA 桜 製材
知人から連絡をいただき、
今は県外にお住まいのその知人のお知り合いの方から伐採した桜を何とか残してあげたいとの事で、
製材しました。
製材するにあたってメールで何度かやり取りする中で、
今はご両親もお亡くなりになり、桜の木のあった御実家を離れ県外に住まれていて、
小さな頃から傍に居てくれた桜がこちらの都合で伐られ廃棄されてしまう事が
第二の家族を失うようで忍びなかったそうです。
伐採した業者さんにも廃棄を待ってもらって、何とか残したい気持ちで、
木工をやっている知人に相談されたそうです。
とても共感しました。
子供の頃、この桜の木の下で毎年ご家族と花見をされたそうです。
桜はもちろん声は出しませんが、
静かに佇みながらいつもみんなを見守ってきたのだと思います。
何かの形に変わって、数年後またご家族の傍にいれること、
桜も何だか喜んでいるようにも見えてきます。