MUKU-DATA  桜  製材

先日、再利用する為に引き上げてきた桜を製材しました。
長年放置されて色はグレーに変色していますが、
鋸で一擦りすれば、キレイな桜の表情が表れてきます。

まずはこんな感じ 製材前

寝かせる間に反りが生じますので、反りを落します。

製材工場の中は桜の大鋸屑が舞い、あぁ桜の香りです。

リフォーム中のメインとなるカウンター、
小さな座卓になりそうなもの、そしてベンチ等になりそうな材を木取りました。
その他割れなど痛んでいる材も、
例えば框材、見切り材、座卓の脚、に使えそうです。

木は一擦り、一鉋で新品に生まれ変わります。
長年使い込まれた、生活の跡もそれはそれでいいものですが
例えば30年後の一枚板のテーブルなど、
どうしても汚れすぎて我慢できなくなったら
ひと鉋をかければ、まったく新品同様に生まれ変わるのです。
そんな素材って木以外にありましたっけ?

木取った桜たちです。
早速仕上げの為に、加工に出しました。
まだ、あの桜の香りがなんとなく香ってきます。

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