MUKU-DATA  杉 役物(上小節~無節)化粧梁・化粧桁その他
大工さんからの注文で、杉の役物を挽いている。
「化粧〇〇」 構造材で見えてくる材のことを言い、
普通に節のある特一(並材)と違い、節の少ない上小節~無節(役物)で
頼まれることが多い。
昔は当たり前のようにこれらの材を毎日製材していたが、
今は躯体となる構造材部分での役物を頼まれることがめっきり減った。
主には内部の造作材の製材が中心となっている。
手元にある大工さんが書いた木材調書を見ると
NO1~ 番号がふられ、柱、桁、差し梁、破風左右、茅負、裏甲、16尺ケラバ野地板、格子材・・
霧除け材と続く
今は殆ど言われなくなったが、これらは過去頻繁に製材して大工さんの作業場へ配達を
繰り返し行っていた材木です。

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