MUKU-DATA  槐(エンジュ)乾燥材 2.3m / 1.2~1.3m  新潟県産   2019 1.2~1.3mはSOLD OUT

2020 4/13 2.3mx2 SOLD OUT

木偏に鬼で 木鬼→ 槐
槐といえば、新潟では和室の床柱で良く目にします。
一位(イチイ)の良材が少なくなり値が張るとますます、
槐への需要に切り替わっていったようにも思います。
今や、槐の床柱自体も良い物が少ないと聞きます。
ロシアや北朝鮮などの木が北海道を経由して多く使われていると耳にしたこともあります。

新潟では床柱として、魔除け、延寿、など縁起のいい木として使用され、
中越から下は、耳白の角物、上越方面は何故か大面の一部が白の面で覆われたものが
好まれているようです。
辺材部分のあの白とこげ茶色のコントラストが印象的です。

日本の木で、茶系の木って槐以外にあったかなぁ・・
と考えてみますが、パッと思い当たる材が出てきません。
黒柿の黒は特殊ですが、
例えば、キハダ、最初は薄くレモン色をおびた茶褐色系ですが、これも年月が経てばかなり
槐に近い深みをました茶系になってきます。
あ、
そうそう、桑があったね、
桑も濃く深みのある茶系ですね。

木の色を見ていると、その地域の気候風土、
その人種と連動しているようにも感じます。
日本には原色はすくなく、淡く滲むような色あいが多いけど、
例えば、アフリカはブビンガ又はウェンジに代表されるような原色、
南米は原色なんだけど、色んなカラーが絡み合いアフリカのビビットカラーとは違う、
北米は北米らしく、東南アジアも見ていると何だかそれを感じてきます。
地域の気候風土と色はやはり関連があるのでしょう。

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