MUKU-DATA  紅葉(モミジ)杢板

モミジとカエデの違いがよく解かりません。
カエデとメイプルの違いもまだよく判りません。

ですので、何の役にもたたない内容です。

一番多く触った事があるのはメイプル。
これもハードメイプルとソフトメイプルがあり、厳密な判別がまだ自信を持って出来ません。

ハードメイプルは敷居材や平割材を扱っていますので、ある程度は判ると言っていいのかな・・

モミジとカエデを明確に分けている材木屋もあると聞きます。

初めて手にする材が間違った材種名でない事、
それが基準となりそこから色々と比較し広がっていきます。
もしかして半年後、数年後かもしれませんが、
モミジとカエデの違いが手に取って眺めて、判別できるようになっているのかもしれません。

で、思うのですが、そんな知識、なんの世の中の為になるんだ?と。。
ですよね、
多分そんなこと、求めている方なんて、数える程度しかいないのかもしれません。

もう引き下がれないところの深みにハマってしまったって事ですかね。。
ただ、それだけなんです。

あとは、せめて材木屋なんだから、ちゃんとした材種をつたえなきゃってちょっと思う程度。
自身を含め、材種に関してあまりにいい加減な業界なんで。。。

ここに載せた写真は全てモミジ。
・・・との事です。

ちょっと脱線しますが、安田の孝順寺さんの床の間と床脇の仕切りの上板、
これはモミジ?カエデ?
どちらにしてもすごいのはこのキルト杢板にスポルテッド模様が入っているっていう事実。
昭和初期にすでにここにはカエデ系のスポルテッドが使われてありました。
ただの偶然か?

「黒の縞(腐れ)が入ったけど、どうしましょう?」
「面白いから使おうぜ!」
ってなった事を空想して

ここが日本で最初にスポルテッド楓を使った場所と認定いたします!
決定!

コメントを残す