MUKU-DATA ウェンジ厚み調整製材  2025 3/7

ワインバーのカウンター材として使用するウェンジとパープルハート
先日、オーナーさんと加工前の詳細を打合せして
パープルハートの厚み(既存57mm)とウェンジ(既存80mm)を合せる為に
ウェンジ80mm厚みを60mm強程度に製材した。
80mmをプレナーのみで全て削りパープルハートの厚みに合せる方法もあるが
これだとプレナー加工を何度もやらないといけないし
20mmほど削るのに全ては鉋屑になってしまうし、、、
上手く製材できれば、あわよくば12mm~15mm程度の巾広の薄めのウェンジが
もう一枚取れるかもしれない・・
そんな感じでウェンジの厚みを落すことにした。

巾広板の製材機での厚み調整はしばらくやっていなかったが、、、
やり始めて、そういえば・・・と色々と思い出した。
先ず製材機にきっちりとセットするのが一苦労
巾があるので少しでもズレてしまうと元と末で厚みが変わってしまう。
木口面に少し鋸を付けては戻して寸法確認。
写真で木口面に2本帯鋸の痕があるのは2回やり直し

三度目の正直でいざ製材!
ん、、鋸が進まない💦💦
硬過ぎて帯鋸が押されて外れそうになる💦💦
ゆっくり行きましょう!危ないし、ゆっくりと。
なかなか前に進まない。
鋸に粗油を付けて、ゴリっ、ゴリっ、と少しづつ進む。

以前、アパの癖の強めの巾広を挽いた時の事を思い出した。
一度帯鋸が脇に滑ってしまうと、同じ場所で何度やっても鋸が逃げてしまい
4~5回、帯鋸を取り替え挽いた事があった。
今回、ウェンジの場合は残りの板厚が12mm~15mmほどあったので
何とか鋸が脇に滑らずに挽くことができたけど、、、
そうそう、巾広の硬い木の厚み調整は簡単に受ける事はできなかったんだ・・と。

3m材のこのウェンジを挽き終えるまでに10分はゴリゴリやっていたかと思う。
製材後、同業他社さんと別件で電話している際に
今日のウェンジの製材の話をしたら
いづれもウェンジは乾燥すると挽くのが大変と話していた。
ウェンジ、アパ、ブビンガ・・アフリカ材等のこれら硬めの木は
乾燥が進むといづれも厚みを落す為の巾面の製材が大変な事が身に沁みた。
弊社製材士の石川の経験と技術によるところも大きいだろう。。
焦らずに、ゆっくりゆっくりと。。。(ふつう前に進まないと焦るよね💦)

12mm~15mm厚で挽き落としたこのウェンジの薄い一枚板も
お店で何かの部材として活用できそうなので
まぁ上手く挽けてホッとしている。


パープルハートの方は厚みではなく巾決め(片耳残し)だったので
この木も硬く比重のある木なので厚み落しをするならば
きっと大変だったんだろうけど、巾落しのみだけだったので
すんなりと製材する事ができた。
アフリカ材など硬い木は乾いたら挽き辛いという事を肝に命じておこう。

先ずは上手くいったぜ!順調順調、次は仕上げ加工へ
十分過ぎるほど乾燥している2枚なので仕上がりは良くなりそうな予感。