MUKU-DATA  杉板 180×18mm 収納棚 900×900 / 900×600mm

木材倉庫の整理整頓を少しづつ続けている。
ずっと気になっていた倉庫内のアパのテーブルの上
テーブルがあるとそこに物を上げてしまい、それがいつの間に物置に変わっている事はよくあること。
メモ用紙、仕事用のテープ類や備品、殺虫剤などなど
天板に空きスペースが殆どなくなっていたこのテーブルの上を
キレイにしなくては!と
今後の日曜日には必ずやる!と決めていた。

この天板の上にあるのは普段使いの仕事用の備品、
これを片付けるには収納棚が必要だ。

ホームセンターでカラーボックス等を買ってこようか・・
とも考えたのだが、どうも気持ちがしっくりいかない。
(使い捨てのみたいな感じになるのが嫌だったから)
倉庫内だから、収納できるものであれば特に拘りはなかったので
例えば、昔の小さめの茶箪笥等でもいいと思っていたが
捨てずに取ってある茶箪笥もサイズが大き過ぎる。

まぁ自分で作るしかないか・・
例えばシナランバーや集成フリー板の切れ端などあるので
それらで作るのが簡単で手っ取り早いかぁ・・
など土曜の夜、寝る前にあれこれ考えながら床についていたのだが・・

翌日、本社倉庫内を物色
もう売り物になり難い眠っている適材はないかなぁ・・と
材木屋の倉庫には大体どこも捨てられずに取ってある材があるものだ。
そういったデッドストック材を物色できるのは材木屋の特権か。。

180×18mm 4m材の製品を3m使いした際にカットして眠っていた杉の赤の粗木
これ、何年もここにあるから、これで作る事にした。

因みによし、作ろう!と思ったのは
20代前半の東京でアパート一人暮らししていた際に、
洋酒を飾りる為の収納棚、照明を箱の中に仕込み、すりガラスを敷いて
乳白色の柔らかな光でジンやウォッカ、グラスなどを照らしつつ
間接照明としても使えるもの。
近所の材木屋へいって、作りたいものを話して
確か9mm合板を買ってきてチャリで持って帰ってくるのが大変だった記憶がある。
電動丸鋸なんて持っていなかったから鋸で切って、釘を打ち付け
グレイッシュブルーの塗料を塗ったもの。
超下手な収納棚だったが、思い描いていたものが形になった満足感は
あったかと思う。



なんか適材ないかなぁ~と新発田屋本社倉庫内を物色

4m材をカットして残しておいたこの杉板でいくか



一応、節っぽいのと節の少ないものを仕分けして・・
粗木なので微妙にサイズが違うが、鉋を掛けるまでもなく。。

丸鋸、ベニヤの切れ端を定規にして必要長さにサイズを揃えてカット。




今までインパクトドライバーは、人の物を借りていたが
この正月に神棚の棚板を付ける際に、遂に購入したので
会社に余っていたスリムビス50mmを使い組み立てていく。
あぁぁぁ・・ 棚の下からビスがはみ出てしまったぁ~💦
やり直し

ジャ~ン✨

奥行きを取る為に 180mm巾×2で同じものを2つ作ったんだけど
そのまま並べて置くだけだと、若干段差ができて
しかもガタガタしている。。
集成材の500mm巾で作れば1箱で済んだんだけど・・
巾広一枚板だと、倉庫の収納棚にはそれを使うのは勿体ないでしょ?
だから2つ並べて奥行確保だったんだけど。

段差やガタツキを解消する為に上下左右に桟を打ち付ける。

いんじゃね、いんじゃね、完璧!


因みに鳥海山神代木は縁あって多く扱わせていただいてきたので
御守も貼り付けておこう。
カミサマ、アリガトウ!




ビフォー



アフター



どうですか!!ダメ?どう?

アパの天板、久しぶり!
このアパ、厚みを落すのに石灰が多く途中に帯鋸が逃げてしまって
何度も何度も帯鋸を替えて、やっと挽き終えた思い出のアパ
4m材の半分は東京へ嫁いでいったけど元気かなぁ・・

収納棚があれば、スッキリ片付くよね。
デッドストック材を使い、必要な場所にその場に合ったサイズで作ること、
午後から作り始め、夕方までに作って整理したから製作時間は約3~4時間
結構な充実感、達成感がある。
あとはやっぱり大工さんとかプロは凄いなぁと改めて実感できる。

今度はどこの棚を作ろうかなと思っている。(調子にのっている😓)