MUKU-DATA  ベリ 一枚板カウンター 天然乾燥材

7m長尺材を3.5mにカットしてL型カウンターにするとの事(弊社担当:田村)
両耳を製材して落としてストレートカットして使用。
L型の部分の木目が通るように1枚の長尺からカットして2枚にした。

時々L型カウンター材の相談を受けるが
例えばウォールナット材の場合は木の成長の仕方でなかなか長尺材は難しい。
なるべく木目を揃えるのであれば1本から製材した共木の板であれば
色も木目の位置も殆ど同じとなる。

共木がない場合、、
結構ハードルはあがってきて、なかなか同じような表情の木が探しきれない事がある。
色は合っているが巾もテーブルに使えるサイズで価格があわない。。
巾は丁度良いが、同じ材種でも片や白太がやたらに多い。
こういったL型の組合せは同じウォールナットでも
白太が多いものと黒いものの組合せで全然違ったものに見えてしまって、、
出来上がりをみた時に、頑張ったね・・どうしてもウォールナットにしたかったんだね・・と感じてしまうかもしれない。
そんな場合、いっそのことL部分の一方の材種を
思い切って変えてみるのもありかと思っている。
丁度良いサイズ、手頃な価格、材種は違えど組合せのセンス次第で
一枚からとか共木から作るL型カウンターとは別の見え方となるだろう。
提案する側のオーナーが良しとしれくれるかどうかの
価格を含めたトータルセンスが問われるとも言える。