MUKU-DATA  鉄パイプと針金を巻き込む木

先日配達に行ったら歪な形の立木があったので
接ぎ木されたもの?
(木を見て少し違った形のものがあると製材してみたい気持ちになるのは職業病かも・・)
よく見れば鉄パイプと針金を巻き込もうとしている状態だった。
(この立木が何の木かはわからないが 立木より材面の方がまだわかるのもこれも職業柄)
野菜など収穫した後に天日干しにするのにこの2本の木が丁度良かったんでしょうね。
新潟の風景の一つになっている稲を干す為の稲架木(はさぎ)の家庭版といったところでしょうか。
製材すると時々木の中から針金が出てくる事があり鋸の刃を駄目にしてしまいます。
特にウォールナットには針金やら釘やら入っている板を目にしますし、
米松を多く挽いていた時は鉛の鉄砲弾が出てくる事もありました。
この木も伐られずに永く成長し続けるとそのうちこの鉄パイプや針金を呑み込んでいって
しまうのでしょうね。
樹齢は自分と同じくらいかな?
昭和~平成~ と次の元号は何になるのでしょうね。
1989年から始まった平成
学生時代だったあれからもう30年も過ぎたのかぁ・・
木は逞しいなぁ。。

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