MUKU-DATA  坂詰製材所 

おはようございます。今朝はいい雨が降っています。
雨だと現場が大変です。どうか怪我や事故のないように。。。。

昨日は夏ももう間近かな空。
普段お付き合いのある坂詰さんへ用事に。
KD材(Kiln Dry Wood)用の乾燥機の横で、スプリンクラーで水浴びをしている越後杉群。
先日も目にしたのですが、一体何しているんだろう・・
特殊な乾燥方法でもあるのだろうか?と。

この時期、日差しが強いと製材後に乾燥機に入れるまでの間に
平角(梁・桁)の表面が割れてしまうのでそれを防ぐ為に散水しているとの事でした。
乾燥機に入れる前に割れが生じると乾燥中に更に割れが広がるので、
気をつかっている様子です。

とても品質のいい越後杉の平角がストックされていましたよ。

乾燥機から出した状態:含水率は20%はなかなか切らないといっていましたが、
構造材なら十分かと思います。

モルダーに通し製品完成:
製材は3分(約10mm)増し、例えば 300x120mmを作るには、
310x130mmに製材、約10日乾燥機に入れて 306x126mmと1分つまり
それをモルダーに通して仕上げているそうです。
丸太によるバラつきもあるのでしょうが、
基本的には梁成の大きな(240mm上とか)材は物が良くなります。
梁成150,180mm程度ですと丸太も小さいので当然節も目立っています。
全般にとてもいい越後杉平角です。

スプリンクラーを浴びて、杉たちが気持ち良さそうでした。
今度、夏になったら私も一緒に浴びさせてもらおうかと思います?

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