MUKU-DATA  一枚板テーブル:神代タモ
ベンチ:タイガーウッド(ゴンサロアルベス)
上越市 F様邸  設計:金子勉建築事務所

先日、金子さんが設計した上越高田の家に天板、ベンチをお届けしてきました。
床はソノケリンでしょうか・・
建物の感じは打合せの際に伺い、大体どんな感じかは想像しながら・・
そしてお届けして設置する際にその空間が変わる瞬間というのは
何度やってもドキドキした気持の高揚があるものです。
床ソノケ、壁:塗りの白、天井はレッドシダー、、
天板が神代タモで、ベンチはタイガーウッド、
果たして、これらの材の取り合わせがどうなるのか?
一枚板自体、木が持つ力は大きいのでお届け前に
なかなか結果を想像するのは難しいのが本音かな。。
金子さんが設計したお宅には何度か一枚板を納めさせていただいているが、
毎回感じるのは、材種に関係なく一枚板がその空間に溶け込んでいくような感じがする。
よそ者がお邪魔に来たではなく、待ってたよって感じの空間、
きっと創りだす空間に多くを受け入れる包容力みたいなものがあるのかと思う。
外しがないのは材種の統一、色のトーンの統一、
せめて1~2か所のビビットな差し色程度なら70~80点はクリアできる?
お客様の使いたいもの、要望を加味しながら色んな素材を纏め上げていくのは
なかなか大変な作業かと思う。
受けとめる人間力が空間そのものの包容力に反映されているようにも感じた。
そして材はやはり「行くべきところに行く」ものだなぁ・・と
毎回そうだが、今回もまたそう感じながら帰ってきた。
金子勉建築設計事務所 様 「上越高田の家」
洗面化粧台天板:アサメラのシワ板

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