MUKU-DATA アフリカンシカモア  オイル塗装 SOLD OUT 東京都

アフリカンシカモア、本当の材種名はわからないが、
市場ではアフリカンシカモアで出材されていたもの。
片側の割れが比較的大きかったので、片耳残しのカウンター材として考えていたが
割れはあっても支障ないらしく両耳付きの一枚板として仕上げられたものに
昨日オイル塗装をした。
ゆらゆらと揺れる杢目はさざなみのようで木表木裏と懐深く木目が入っている。
2.7mを2mにカットすると全体のバランスも良く割れもキャラクターの一つとしてそう気にはならない感じになった。

ある程度は想像できるが、木取りして化粧すると
え、こんなに良くなったのっていう木も意外と多い。

木材倉庫に立て掛けてある一枚板たちは、家具材になる前段階の素材。
ここをこうカットして、耳はこの程度残し・・と
最終出来上がりを想像する。
木にオイル塗装をすると、劇的に良くなる材種も多い。

毎日一枚板を触っている自分たちでさえ、えっ!?こんなに変わったの??
って事が起こるのだから、
普段扱っていないお客様には想像する限界もあるのかもしれませんね。

半仕上げ状態を、どこをどうカットしてどのように仕上げるのことが
更にその木が輝くのか・・
木材倉庫で板を選ぶ際の最大の楽しみなので、
その辺は、伝える側の私たちの工夫が更に必要になってくるんだろうと思う。
想像力をかき立てて、
選ぶ楽しみ、考える楽しみ、出来上がる楽しみを感じていただけるように。。