MUKU-DATA  杉系・・  鶉杢・雉杢 SOLDOUT

『樹齢』は木の魅力の一つです。
大地に根を下ろしてから、途方もない時間を経過して・・
やがて材となり、納まる場所をまた数十年も待っています。

写真の板は床天屋さんが過去に製材して材にしたものですが、
屋久杉? ではないようです。
売っている方に聞いても、何かねぇ・・と首を傾げていました。
過去、このような鶉杢・雉杢系は屋久杉の代用として米杉(レッドシダー)を
使った事があると聞いたことがありますが、この木レッドシダーではありません。
(普段Rシダーはフィリッチ等頻繁に扱って触っていますので違うのはよくわかります)
では外材だとすると、
アレルセ(チリ杉)?もしくはセコイア(レッドウッド)?辺りでしょうか・・・?
アレルセもセコイアも数える程度しか手にしていませんので、断定できません。

どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、鑑定のほど宜しくお願いいたします。

いい加減な事はいえませんが、
この杢目からしておそらく樹齢は1000年を超えるのでは・・・と。
千年・・・
1000年以上生きてきた断片を垣間見れるっていうのは、やはり木の最大の魅力の一つです。
数十年しか生きる事のできない自分が、1000年級のものを触るなんて
何だか恐れ多い気持ちになります。

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