MUKU-DATA  クラロウォールナット  1900×900-800-1000x55mm

明日このクラロが旅立つ事になったので調整仕上げで
#400~600で補修をした。
乾燥がいまいちなのでどうしても複雑に絡み合った杢目部分に緩く凹凸が生じてくる。
反りも多少出てくる。(了承済み)
塗らせてもらいました。
木は塗るとその表情はくっきりと表れてきます。

何度も書いているがこれは一番楽しい作業かもしれません。
是非、皆さんにも体感していただきたいなって思います。

このクラロウォルナットの杢の魅力はご覧のとおりで、
杢の説明などいらない。

こんな木を触れる事、自分を通過していってくれる事など
杢の魔力に吸い込まれていく訳で、
自然の作り出す造形美にはどんなに人が真似ようともできない
自由な曲線美や複雑に交錯して絡まりあった深みがあって
ただただ見惚れてしまったりする訳です。
そして木との出会いは縁。
買いたくても買えない木もあったり、決して絶対に追いかけない。
ある時、ふっと手元に来たりする。
縁だなぁ・・・って。

ラッペンワックスの塗り始め(約1週間前)

木裏

木表
木表、木裏、と両面使うので脚には固定せず

FB50x12mm と丸鉄Φ9mmの脚に今回は黒塗装。

艶っぽて男くさい木だなぁ・・なんて思ったり、

これを聴きながら仕上げていた訳ですが
こんな曲もよく似合う・・・

 

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