■ MUKU-DATA  栗 L2000mm 巾500mm
玄関を開け、次の間へ向かう内露地風の土間に
穴が空いたりして傷んだ栗の板を埋め込みました。
痛みのある材でしたので部分的に穴もあり、
少し暗く不気味な雰囲気があります。
気持ち悪いでしょうか?
本来は寂びた石を埋め込むのがいいのでしょうが、
材木屋ですのでこういった壊れた木の活用も常々思っていますので
カウンター等に向かない栗を敷板として埋め込んでみました。
この位置決めはコンクリートを流す前に何度もずらして、
出来上がりの姿を想像しながら検討したのですが、
難しかった。
庭の心がないと・・
庭を勉強しないといけません。
最後はもう、位置決めできず、
意図的なのも嫌味たらしくしっくりせずに
半ば投げやり的にここでいいやって感じで
何も気持ちがない所に据えました。
(悔しく心残りで、据えられてあります。ゼロ点です)
この壊れた栗の板自体、雰囲気があるものでしたので、
置き方、位置決めさえ上手く出来れば、それなりの演出、雰囲気は出せたんだろうに。。
と思っています。

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