MUKU-DATA  木の器 漆仕上げ

昨日お客さんのお宅にお邪魔した際に、
木の器を見せてもらった。
見た瞬間、どれも凄く良いなぁ・・と感じた。
写真は全て同じ作家さんが作られたものらしい。
木工旋盤などは使わずに全て手彫りで作る人だと言っていた。
朱色の漆が塗られたもの、根来というのでしょうか?も
とても感じがいい。
彫った彫刻刀?の痕からは作った人の呼吸が聞こえてくる。
手に取って持ってみたが座りも良くシックリする。
杢の配置も良く考えられているし、
何より飾るというよりは使いたくなる、使いたい、日常これを使って飲食したいと
感じるようなものだった。
だれがどういったものを作っているかなど作家さんたちの作品等には疎いが、
過去色々と見せてもらった木の器の中で、
昨日は特に心に響く何かを感じた。
そして安過ぎる。そんなんで合うの?っていう値段だった。
どういう気持ちで器づくりに向き合い作っているのか?
想像してみる。
作品には名前も一切入れないという。。
これも何かいいなぁ・・と思う。
この人の作ったものを購入して
使ってみたい気持ちになっている。

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