MUKU-DATA  欅一枚板 大工さん平面加工 天然乾燥材10年
本社にある使っていない作業場は、一部造作材の資材置き場と
数年前に作った一枚板を削り平面を出す為の台になっている。
一枚板の平面削り出し=要は自家製ランニングプレーナーである。
ランニングプレナーの加工機の導入を数年前に検討はしたが、
弊社は製材機があるのである程度の平面出しは可能だし、
月に何十枚も一枚板を販売もしている訳ではないし、
知っている加工工場も何件かあるし、、
などの理由で今のところ導入を見送っている。
あ、お金がないのも理由の一つ。
要は写真のように水平面を作りそこに大きな一枚板を載せて
反った部分を削りだしていく作業。
これ、自家製簡易型ランニングプレーナー?全手動です。(シクシク)
微調整は大工さんの手鉋、
ちゃんと目で見て支障のない程度で手鉋で微調整しながら仕上げていく。
大工さんが時間があいた時にやってもらったり、
全国に「削ろう会」というものが存在するように
大工さんの中には『削る』という作業が好きな削りマニアも多いので
そういった大工さんにやってもらったり。。
自分で研いだ刃物がどの程度、削れるのか?試したい・・削ってみたい!
って感覚、刃物好きには意外と多いようです。
この欅、市場での仕入れは2011 2月ですので、
10年も経過したんだなぁ・・と仕入れ当時を思い出したりしていました。
機械で均一で削ったものと手で微調整しながら削ったもの、
同じ削るでもどこか違うように見えるから不思議です。
良い顔出してくれるかなぁ・・・
10年・・・
簡易型ランニングプレーナー 全手動!!
削るのは体力勝負らしい。
微調整は手鉋を使い、カンナから伝わる材質の感覚など
加工時のそれぞれの木の特性を最も近くで感じ取れるのでしょうね。

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