MUKU-DATA  SHS長岡店 旧館「Comfort」

どこの材木屋でも大概、倉庫脇に返品や寸法違いなどで行き場のなくなった材が少なからず立てかけてあるものです。
2年、3年と雨にさらされて、色もグレーに変色。
もちろん商品として出荷できるわけでもなく、かといってもったいないので捨てる訳にもいかず、、、っていう木材です。

昨年からSHS長岡店さんが旧館部分をリノベーションしており解体の際に剥がした木材を再利用する事を
聞いていました。(9月OPEN)
また、使えなくなった当社の例の木材も一部がその現場へいったようなので
一体何にどう使ったのか、どんな感じになったのか、見させていただきました。

壁の一部分、階段周り、部分的に真壁風の付け柱、窓枠廻りなどなど。
これがいい感じで違和感無くそこに納まっていたんですよねぇ。
これは釘の痕があるから解体の際にとっておいた材だな、あ、この付け柱当社に立掛けてあったあの米松だぁ・・・
みたいな感じで。
いずれ、土木屋さんから何かに使ってもらうか焼却処分されるはずの行き場を失った木材が
違和感なくというより更に活かされて輝いているようにも感じました。

家具やインテリア小物、服などを展示する為のその背景として使われた古い木材の内装は
この40半ばの出不精のオッサンでも、長く居たくなる様なとても居心地のいい空間に生まれ変っていました。

わぁーこの張り方面白いなぁ・・・とか (アッシュ材でした)

この照明、杉の薄単板じゃん!とか(手前は古い木の戸のガラスを抜いた衝立)

家具の木の使われ方からも多くのヒントをいただきました。
たまに外出ていろんな物を見ないとですね。

コメントを残す