■ MUKU-DATA   柿の木  天童市 民家

山形というと黒柿、
昔から(この業界に入ってから)そう言われていた。
山形は黒柿の木工品が多かったからそう言われていたのかもしれないし、
実際に車で走っていても柿の木が目につく。
また銘木屋関係でも過去、黒柿の良材を扱っていたところは数軒あった。
材木屋になりたての頃、大工さんから山形県内の銘木店に連れて行ってもらい
欅の良材、玉杢、そんな中で桐箱に入った黒柿の床柱7~800万円の表示は衝撃的だった記憶がある。
そのことを思い出し5~6年ほど前にその銘木店を訪ねたが、
もう黒柿の良材どころか欅材も少ししかなかった。
先日、天童市へ材を届けた際に、「これ柿?」ってほど
民家の入口に大きな柿の木が立っていた。
柿の木は太らないから目通り40cm以上のこの柿の木は樹齢はどれくらいだろう?
敷地内はアスファルト舗装されているに普通の民家の入口に
こんな大きな柿の木が残っている事に感動していた。
こっちは芭蕉の木、「芭蕉の木」知らなかった。
欄間のダイヤ硝子と板の取り合いがキレイ

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