MUKU-DATA  木造電車 モハ1号 蒲原鉄道

鉄ちゃんではないし撮り鉄でもないのですが、鉄も木も好き・・
暫く前に工務店さんで話していたら加茂の冬鳥越に保存されている電車に傷まないように屋根をかける話があるらしく
その電車が県内最古の木造らしく、へぇ~って感じで聞いていて、
じゃ今度見てこようと思っていてお盆休み見学に行ってきた。

製造は大正12年、1923年生なので98歳かぁ・・
内装は大正ロマン・昭和レトロを感じさせる。
床はラワン系の材、枠材もそうらしきもの、内装のRの装飾には欅材が使われていた。
車輛下を覗くと、床を受ける大引き材があり、土台火打ちのような斜め材も入れられてあった。コールタールかなぁ・・塗られている黒い色。。
木造かぁ・・ そうだよなぁ。。 こういうのも木だったんだよねぇ・・って
眺めていた。
ギシギシと軋み音をたてながら多くの人を運んでいたんでしょうね。
外装も勿論、木 羽目板というか巾の狭い板張り、材の使い方は理に適っていますよね。
木造建築からの応用だったのでしょうね。
外装はかなり傷んでいたので、屋根がかかることになって良かったと思います。

他にED1っていう車輛や半鋼製のモハ61号っていう車輛も保存されている。
いづれも部分的には木材が使用されていた。