MUKU-DATA  目黒邸 橡亭(ちょてい)

目黒邸の離れ座敷『橡亭』
1901(明治34)増築
床の間板:栃(橡)
床框  :黒柿
縁側板 :桜
土間腰板:舟板

隣接して四畳半の茶室

はじめて訪れた目黒邸でしたが、
大きな梁、煤けて黒くなった堅牢な作り・・
他と同じように新潟の豪農のイメージだったのですが、
そんな中でも意匠的にも細かな細工が施されてありました。

意外だったのは黒柿が多用されていた事。
床框はそのほとんどが。建具の腰板やガラス戸の框などにも使われていました。
亭主が黒柿が好きだったのか・・大工さんが好きだったのか・・
目黒という名字にあてがって最高級材の「黒柿」を多用したのかもしれない。

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