■ MUKU-DATA  杉丸桁の磨き丸太柱→欅/桧5寸角柱へ入替え工事

磨き丸太の柱を欅の角に変更したいとの事。

丸柱を外す為、丸桁をジャッキで持ち上げ切断。

取り除いた後の仕口

仮柱が動かないように貫で挟み(4箇所)

この黒丸御影石は柱が5寸角になるので6寸角黒御影に変更
石屋さんに撤去と土間部分の石の開口を大きくする事を依頼

各所の丸柱の接合部分は残しておいてそれぞれの場所のホゾを新たに刻む

丸桁にある程度刻んだ仕口を当てて、再度採寸。
相手が丸桁なので当てては計って、その繰り返し。
手間のかかる作業です。
尚かつ、欅の5寸角なので重い重い。

何度も当てては採寸し、降ろして加工。新潟ではその寸法を採る事を「ヒカル」というが、
計るの訛りかな?
よく大工さん「ヒカル、ヒカル」って言っています。

足元はこんな感じ

水平、傾きなど見て

いい感じ

上手くいったぜ!ハイ、笑顔♪

ヨッシャーっ!次ぃ、こっち側は桧の5寸角だぜぃ!

「あのなぁ、お前口で言うの簡単だけど・・・・・」

「ですよね。。。。」

という感じで丸から角、尚かつ既存で出来上がっている柱の入替え(建てる前はまだ作業しやすいが)は
簡単に書いていますが
とても大変で手間のかかる作業なのです。
もし、これを見てくれている大工さんなら、わかりますよね。
ね!

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